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クレナフィンの処方は1年まで?
公開. 更新. 投稿者:皮膚感染症/水虫/ヘルペス.この記事は約1分12秒で読めます.
9,380 ビュー. カテゴリ:クレナフィンの漫然投与
漫然と処方してはいけない薬について。
内服薬だと、トータルの投与日数で服用期間がわかりやすいが、外用薬の場合、途中に休薬期間があるかどうかというのも含めてわかりづらい。
人によって、使用する範囲、使用量も違うし。
水虫に使われるクレナフィン爪外用液は、2017年1月現在の薬価で1657.5円/gなので、×3.56=5900.7円/本という高い薬です。
そのため、保険請求上マークされる可能性の高い薬です。
クレナフィンの使用上の注意には、「本剤を長期間使用しても改善が認められない場合は使用中止を考慮するなど、漫然と長期にわたって使用しないこと(48週を超えて使用した場合の有効性・安全性は確立していない)。」と記載されており、48週が一つの投与期間の目処となっている。
クレナフィンが処方されている患者については、過去1年にさかのぼって、投与が継続されていないか確認する必要があります。
ルリコンと同一成分のルコナック爪外用液についても、同じ注意書きがされている。
しかし、ルリコン液には漫然投与に関する注意は見られない。
基本的に、足の爪の生え変わりが1年というサイクルのため、1年以上の処方はレセプトで切られる可能性があります。
水虫の治療には、「乾燥」「清潔」「根気」が必要と言われますが、かゆみなど自覚症状の無いシーズンには、根気が続かない患者もいます。
「この薬は1年以上処方できない薬で、爪の生え変わりには1年かかります。根気よく続けないと、治らないままに治療が終了してしまう可能性があります。」
と、初っ端に、くぎを刺すことも必要だろう。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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