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混ぜてはいけないシロップ・粉薬一覧
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤. タグ:薬剤一覧ポケットブック. この記事は約4分47秒で読めます.
107,029 ビュー. カテゴリ:▶主な配合不可・配合不適一覧
薬品名 | 薬品名 | 理由 |
---|---|---|
アイピーディ | アスベリンドライシロップ | 混合により塊になる1) |
アレギサールドライシロップ | 特異なにおいが発生1) | |
エリスロシンドライシロップ | アイピーディの含量低下1) | |
オノンドライシロップ | 特異なにおいが発生1) | |
クラリスドライシロップ小児用 | アイピーディの含量低下1) | |
ジスロマック細粒小児用 | アイピーディの含量低下1) | |
セフスパン細粒 | 混合により塊になる1) | |
ネオフィリン源末 | アイピーディの含量低下1) | |
バナンドライシロップ | アイピーディの含量低下1) | |
フロモックス小児用細粒 | 混合により塊になる1) | |
ベラチンドライシロップ | 特異なにおいが発生1) | |
アクセノン末 | ミノアレ散 | 湿潤液化2) |
アストミンシロップ | アタラックスPシロップ | 沈殿(再分散性不良)3) |
デパケンシロップ | 混合直後から赤濁、油状物浮3) | |
トランサミンシロップ | 淡橙色沈殿4) | |
ポンタールシロップ | 1日後沈殿、3日後再分散性低下3) | |
アスパラカリウム散 | すべての散剤 | 吸湿による物性変化5) |
アスピリン | 炭酸水素ナトリウム | アスピリンの分解2) |
アスベリンシロップ | アタラックスPシロップ | 再分散性不良5) |
デパケンシロップ | 混合直後からピンク濁3) | |
トランサミンシロップ | 再分散性不良、淡赤色沈殿5) | |
フェノバールエリキシル | 再分散性不良、ゲル状化5) | |
アスベリンドライシロップ | アイピーディドライシロップ | 混合により塊になる1) |
アタラックスPシロップ | アストミンシロップ | 沈殿(再分散性不良)3) |
アスベリンシロップ | 再分散性不良5) | |
イノリンシロップ | 沈殿5) | |
ゼスラン小児用シロップ | 再分散性不良5) | |
タベジールシロップ | 3時間後再分散性不良5) | |
デパケンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
トランサミンシロップ | 沈殿、色調変化3) | |
ムコダインシロップ | 再分散性不良5) | |
アリメジンシロップ | トランサミンシロップ | 淡赤色沈殿4) |
プリンペランシロップ | 3日後塩酸メトクロプラミド含量低下(82.5%)3) | |
アレギサールドライシロップ | アイピーディドライシロップ | 特異なにおいが発生1) |
アレジオンドライシロップ | すべての散剤 | 含量低下等の変化6) |
イノリンシロップ | アタラックスPシロップ | 沈殿5) |
デパケンシロップ | 混合直後橙澄明・油状物浮、1日後黄3) | |
エピレオプチマル散 | ミノアレ散 | 混濁液化2) |
エリスロシンドライシロップ | アイピーディドライシロップ | アイピーディの含量低下1) |
ゼスラン小児用シロップ | 3日後強い苦味3) | |
オノンドライシロップ | アイピーディドライシロップ | 特異なにおいが発生1) |
クラリスドライシロップ小児用 | アイピーディドライシロップ | アイピーディの含量低下1) |
ケフラール細粒小児用 | ゼスラン小児用シロップ | 3日後甘味(苦味残)、メキタジン分解物あり3) |
ケフレックスシロップ用細粒 | ゼスラン小児用シロップ | 14日後再分散性低下3) |
合成ケイ酸アルミニウム | セルベックス細粒 | 黄変、含量が低下7) |
ザジテンシロップ | デパケンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) |
トランサミンシロップ | 淡赤色沈殿4) | |
ジスロマック細粒小児用 | アイピーディドライシロップ | アイピーディの含量低下1) |
小児用ムコソルバンシロップ | ゼスランシロップ | 3日後含量低下3) |
ゼスラン小児用シロップ | アタラックスPシロップ | 再分散性不良5) |
エリスロシンドライシロップ | 3日後強い苦味3) | |
ケフラール細粒小児用 | 3日後甘味(苦味残)、メキタジン分解物あり3) | |
ケフレックスシロップ用細粒 | 14日後再分散性低下3) | |
小児用ムコソルバンシロップ | 3日後含量低下3) | |
セフスパン細粒 | 7日後メキタジン分解物あり、異臭3) | |
セフゾン細粒小児用 | 3日後、わずかな苦味、7日後異臭3) | |
トランサミンシロップ | 配合直後より淡赤色懸濁、メキタジン分解物あり3) | |
ビオフェルミン | 配合直後より再分散性低下3) | |
ベネトリンシロップ | ゼスランの量がベネトリンと同量か倍量の場合、配合直後より白濁し、ゲル状物質を認め配合不適3) | |
ホスミシンドライシロップ | 3日後苦味、7日後再分散性低下、14日後ホスホマイシンカリウム力価低下3) | |
ポンタールシロップ | 10日目以降再分散性不良5) | |
メイアクトMS小児用細粒 | 7日後強い酸味とわずかな苦味3) | |
メジコン配合シロップ | 10日後メキタジン分解物あり3) | |
リザベン細粒 | 7日後黄白色懸濁(沈降)3) | |
セフスパン細粒 | アイピーディドライシロップ | 混合により塊になる1) |
ゼスラン小児用シロップ | 7日後メキタジン分解物あり、異臭3) | |
セフゾン細粒小児用 | ゼスラン小児用シロップ | 3日後、わずかな苦味、7日後異臭3) |
セルベックス細粒 | 合成ケイ酸アルミニウム | 黄変、含量が低下7) |
セレネース内用液 | フェノバールエリキシル | 配合直後色素分離、1日後色素器壁付着(再分散性不良)3) |
タベジールシロップ | アタラックスPシロップ | 3時間後再分散性不良5) |
デパケンシロップ | 混合直後赤やや濁、7日後油状物浮3) | |
トランサミンシロップ | 分散性微細粒子生成3) | |
炭酸水素なトリウム | アスピリン | アスピリンの分解2) |
デパケン細粒 | すべての散剤 | 吸湿による物性変化5) |
デパケンシロップ | アストミンシロップ | 混合直後から赤濁、油状物浮3) |
アスベリンシロップ | 混合直後からピンク濁3) | |
アタラックスPシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
イノリンシロップ | 混合直後橙澄明・油状物浮、1日後黄3) | |
ザジテンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
タベジールシロップ | 混合直後赤やや濁、7日後油状物浮3) | |
ニューレプチル内服液 | 混合直後黄濁、不溶物、7日後油状物浮3) | |
フェノバールエリキシル | 残存率混合直後72.1%3) | |
プリンペランシロップ | 混合直後澄明、油状物浮3) | |
ベネトリンシロップ | 混合直後澄明、1日後油状物浮3) | |
ペリアクチンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
ポンタールシロップ | 混合直後ピンク、油状物浮、1日後白沈殿物3) | |
ムコダインシロップ | 混合直後赤澄明、粘性3) | |
メジコン配合シロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
リンデロンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
トランサミンシロップ | アストミンシロップ | 淡橙色沈殿4) |
アスベリンシロップ | 再分散性不良、淡赤色沈殿5) | |
アタラックスPシロップ | 沈殿、色調変化3) | |
アリメジンシロップ | 淡赤色沈殿4) | |
ザジテンシロップ | 淡赤色沈殿4) | |
ゼスラン小児用シロップ | 配合直後より淡赤色懸濁、メキタジン分解物あり3) | |
タベジールシロップ | 分散性微細粒子生成3) | |
ニポラジン小児用シロップ | 淡赤色沈殿4) | |
フスコデ配合シロップ | 淡赤色沈殿4) | |
ペリアクチンシロップ | 分散性微細粒子生成3) | |
ポンタールシロップ | 含量低下4) | |
メジコン配合シロップ | 淡赤色沈殿4) | |
メプチンシロップ | 含量低下3) | |
ニポラジン小児用シロップ | トランサミンシロップ | 淡赤色沈殿4) |
ニューレプチル内服液 | デパケンシロップ | 混合直後黄濁、不溶物、7日後油状物浮3) |
フェノバールエリキシル | 配合直後色素分離、1日後色素器壁付着(再分散性不良)3) | |
ネオフィリン原末 | アイピーディドライシロップ | アイピーディの含量低下1) |
リザベンドライシロップ | 色調変化、流動性低下1) | |
バナンドライシロップ | アイピーディドライシロップ | アイピーディの含量低下1) |
ビオフェルミン | ゼスラン小児用シロップ | 配合直後より再分散性低下3) |
フェノバールエリキシル | アスベリンシロップ | 再分散性不良、ゲル状化5) |
セレネース内用液 | 配合直後色素分離、1日後色素器壁付着(再分散性不良)3) | |
デパケンシロップ | 残存率混合直後72.1%3) | |
ニューレプチル内服液 | 配合直後色素分離、1日後色素器壁付着、5日後脱色3) | |
ポンタールシロップ | 1日後白色沈殿(再分散性不良)3) | |
フスコデ配合シロップ | トランサミンシロップ | 淡赤色沈殿4) |
プリンペランシロップ | アリメジンシロップ | 3日後塩酸メトクロプラミド含量低下(82.5%)3) |
デパケンシロップ | 混合直後澄明、油状物浮3) | |
リンデロンシロップ | 力価低下5) | |
フロモックス小児用細粒 | アイピーディドライシロップ | 混合により塊になる1) |
ベネトリンシロップ | ゼスラン小児用シロップ | ゼスランの量がベネトリンと同量か倍量の場合、配合直後より白濁し、ゲル状物質を認め配合不適3) |
デパケンシロップ | 混合直後澄明、1日後油状物浮3) | |
ベラチンドライシロップ | アイピーディドライシロップ | 特異なにおいが発生1) |
ペリアクチンシロップ | デパケンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) |
トランサミンシロップ | 分散性微細粒子生成3) | |
ポンタールシロップ | 再分散性不良5) | |
ホスミシンドライシロップ | ゼスラン小児用シロップ | 3日後苦味、7日後再分散性低下、14日後ホスホマイシンカリウム力価低下3) |
ポララミンシロップ | ポンタールシロップ | 再分散性不良5) |
ポンタールシロップ | アストミンシロップ | 1日後沈殿、3日後再分散性低下3) |
ゼスランシロップ | 10日目以降再分散性不良5) | |
デパケンシロップ | 混合直後ピンク、油状物浮、1日後白沈殿物3) | |
トランサミンシロップ | 含量低下4) | |
フェノバールエリキシル | 1日後白色沈殿(再分散性不良)3) | |
ペリアクチンシロップ | 再分散性不良5) | |
ポララミンシロップ | 再分散性不良5) | |
ムコダインシロップ | 室温、冷所ともに1日目に再分散性低下3) | |
ミノアレ散 | アクセノン末 | 湿潤液化2) |
エピレオプチマル散 | 湿潤液化2) | |
ムコダインシロップ | アタラックスPシロップ | 再分散性不良5) |
デパケンシロップ | 混合直後赤澄明、粘性3) | |
ポンタールシロップ | 室温、冷所ともに1日目に再分散性低下3) | |
リンデロンシロップ | 再分散性不良 3日後より結晶性の沈殿5) |
|
メイアクトMS小児用細粒 | ゼスラン小児用シロップ | 7日後強い酸味とわずかな苦味3) |
メジコン配合シロップ | ゼスラン小児用シロップ | 10日後メキタジン分解物あり3) |
デパケンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) | |
トランサミンシロップ | 淡赤色沈殿4) | |
メプチンシロップ | トランサミンシロップ | 含量低下3) |
リザベン細粒 | ゼスラン小児用シロップ | 7日後黄白色懸濁(沈降)3) |
リザベンドライシロップ | ネオフィリン原末 | 色調変化、流動性低下3) |
リンデロンシロップ | デパケンシロップ | バルプロ酸の遊離(油状物分離)5) |
プリンペランシロップ | 力価低下5) | |
ムコダインシロップ | 再分散性不良 3日後より結晶性の沈殿5) |
配合変化

シロップや粉薬を調剤するときに、混ぜてはいけないものがある。
混ぜてはいけないと言っても、「混ぜると効果が落ちるもの」「混ぜると色が変わるもの」「混ぜると沈殿するもの」など、理由は様々である。混ぜると効果が落ちるものは混ぜるべきではないが、色の変化だけなら問題ないし、沈殿しても再度振れば溶解するものなどは混ぜることも可能である。
配合変化のレベルには3段階あり、絶対混ぜてはいけない「配合不可」、混ぜない方がよい「配合不適」、混ぜてもいいが注意が必要な「配合注意」がある。
配合不可
配合不可とは、配合により有毒物を生じるなどの危険を伴うもの、または薬効を著しく減弱させる組合わせのことである。
配合不可の場合、薬剤師は処方医へ疑義照会を行い、処方変更を提言し問題の回避を図る。
配合不適
配合不適とは、数種の薬を配合することで湿潤、沈殿などを起こすため、調剤技術上の工夫を必要とする組み合わせのことである。
配合不適の場合、薬剤師は別包装に分ける調剤を行う。
患者には、別包装の薬を混ぜ合わせないよう指導を行う。
配合注意
配合注意とは、配合により変色などの物理的変化を生じる可能性はあるが、薬効に影響を与えない組み合わせのことである。
患者には、見た目の変化があっても効果に問題はないことを情報提供する。
例①:酸化マグネシウム+ダイオウ末[ダイオウの成分であるジアンスロン配糖体のセンノシドA~F(黄色)はアルカリ性で赤色を帯びてくる]
例②:アミノフィリン+乳糖(黄変)
賦形剤による配合変化
1包あたりの分包重量が少ない場合、調剤しやすくするために薬理作用を有しない散剤を賦形剤として加える。多くの薬局では賦形剤として乳糖を用いるが、この乳糖と配合変化を起こす薬があり、注意が必要である。イソニアジド末やアミノフィリン水和物末は乳糖との配合変化により、含量低下や変色をきたすため、賦形剤にはデンプン(トウモロコシデンプン、バレイショデンプン)を用いる。逆にヨウ化カリウム末はデンプンと反応し変色するため乳糖を用いる。
配合変化について調べる際に、添付文書に記載されているものは少ない。インタビューフォームやその他のメーカー作成資料などにも目を通す必要がある。しかし、資料をみても配合不適なのか配合注意なのか判断に迷うケースも多々ある。一方のデータでは配合変化なしとされていても、もう一方のデータでは配合変化ありという異なる記載もみられる。最終的には混合するメリットも考慮し判断する必要がある。
配合不適と調剤料
配合不適の場合、保険請求上注意すべき点数に「調剤料」と「計量混合加算」がある。
調剤報酬点数表に関する事項に、調剤料の算定について以下のように書かれている。
(イ) 1回の処方において、2種類以上の薬剤を調剤する場合には、それぞれの内服薬を個別の薬包等に調剤しても、服用時点が同一であるものについては、1剤として算定する。
(ロ) 服用時点が同一である薬剤については、投与日数にかかわらず1剤として算定する。
(ニ) (イ)及び(ロ)にかかわらず、次の場合は、それぞれを別剤として算定できる。
・配合不適等調剤技術上の必要性から個別に調剤した場合
・内服用固型剤(錠剤、カプセル剤、散剤等)と内服用液剤の場合
・内服錠とチュアブル錠又は舌下錠等のように服用方法が異なる場合
配合不適など調剤技術上の必要性から個別に調剤した場合、それぞれを別剤として算定できる。
例えば、アスベリンシロップとトランサミンシロップであれば、配合不適であるため別々の容器に入れて、別剤として算定できる。
また、配合不適の場合、混合することは不適切であるため、計量混合加算の算定は不可と判断されることもある。
混合の指示
通常、処方箋上同じRpや処方番号にまとめて散剤、液剤、軟膏などが記載されていたら、混合するものだと解釈する。
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業:共有すべき事例8)
カルボシステインシロップ5%「タカタ」の単独調剤と、アスベリンシロップ0.5%とプルスマ
リンAシロップ小児用0.3%の混合調剤が、同じ用法(1日2回)で処方されていた。いつも3
種類を混合調剤しているため、今回はRpが分かれていたのに全て混合して調剤した。ラベルを書
く時に、Rpが分かれていたことに気付き、訂正して調剤した。
しかし、処方箋記載上のルールは特になく、コメントに「混合」といった記載をする医師もいる。患者の利便性、配合変化の有無を考慮して、適切に混合調剤すべきである。
参考文献
1)アイピーディドライシロップ添付文書
2)「調剤学総論改訂14版」(堀岡正義/原著)、南山堂、2022
3)「シロップ剤の配合変化改訂版」(白石正/編)、医療ジャーナル社、2009
4)第一三共:トランサミンシロップ5%の配合変化
5)「第十四改訂調剤指針」(日本薬剤師会/編)、薬事日報社、2018
6)アレジオンドライシロップ添付文書
7)セルベックス細粒添付文書
8)薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 第13回集計報告、2015
15 件のコメント
ニチコデ配合散と酸化マグネシウムの配合変化について教えてください。混合しても問題はないでしょうか?
コメントありがとうございます。
特に問題ないと思います。
トランサミンシロップとアスベリンシロップは
再分散性良好ですよ。混ぜてOKです。
以前は不良だったのかな?
ザイザルシロップは単シロップで希釈できない理由は?
ダメ?なんですか?
今更で恐縮です。どこを検索しても明確な答えにたどり着けずお伺いしたく宜しくお願い致します。
内規等もあるのですが、シロップ剤を複数計量する場合、最初に水洗いしA計量後、また水洗いしBを測りとしている場合と、最初だけ水洗いし何剤測ろうとも間に水洗いを挟まず一気に測る場合と色々な人がおられますが、より正当なやり方はどちらとお考えですか?勿論、水剤の口はメートグラス等に付けないのは大前提です。
コメントありがとうございます。
教科書的なやり方は、その都度水洗いだと思います。おそらく粘稠性のあるシロップがメートグラスに残っていると0.5㏄くらい前に計量したシロップが残ってしまうのではないかと考えます。
しかし、そう考えると、前に計量したシロップが0.5㏄少ないのではないか?極力グラスについたシロップが落ちてくるまで待っていたほうがいいのではないか。
などなど、細かいこと気にしても、結局お母さんが計量する段階で雑に計ったら細かい努力も水の泡。
若干少なめな調剤になってしまったとしても、完成した混合シロップの量がおおよそ容器のメモリと合致していれば、計量誤差の範囲内かと思います。
繰り返しますが、正しいやり方は、その都度水洗いだと思います。私はしていませんが。
就職したばかりで分からない事だらけです。こちらで勉強させて頂いています。
①去痰剤+気管支拡張剤2×のシロップが処方されているのに、ザイザルシロップ2×だけがRp別で処方されてくる理由はなんでしょうか?
②基本的なのことですが、粉、シロップは、Rp別の場合は別調剤ですよね?なぜでしょうか?先日来客されたお母さんから、お薬全部混ぜてストローで吸わせたけど、飲まなくなってきた。とお話を聞いて、困りました。全部飲まないと困るので抗生剤だけは別の方がいいとお返事しましたが、他のサイトでは小児の粉とシロップは全部混ぜて飲んでもいい、と記載を読み混乱中です。そして、Rp別の意味も分からなくなってしまいました。。。
コメントありがとうございます。
①推測ですが、去痰+気管支拡張は咳に対して、ザイザルは鼻の症状に対して使うということで、必要無くなれば使わなくても良いという判断ができるように分けてあるのかも知れません。Drに聞かないとわかりませんね。
②Rp別の意味は、意味があったり無かったり、これもDrに聞かないとわかりませんが。味の好みは人それぞれで、結局は飲むことが重要で、親の都合や子供の機嫌もあるので、ケースバイケースで対応すれば良いんじゃないかと、個人的には思っています。
ご回答ありがとうございます!一つ胸のつかえがとれました。
もう一つ教えて下さい。配合不可、配合不適の処方の場合、飲む時患者さん自身が混ぜる事はどうなのでしょうか?服薬指導のポイント教えて下さい。
コメントありがとうございます。
患者さんは自分流の飲み方をする人もいるので、Cr錠を勝手に粉砕したりとか。
配合不可の薬でも、飲むタイミングで混ぜることはほとんど問題ないと思います。ただ、味に影響のあるマクロライド系の薬などは他の薬で苦味が増してしまうこともあるので、注意が必要でしょう。それでも、飲めると言われれば「どうぞご自由に」と自分は思います。
酸化マグネシウム原末とマーズレンS配合顆粒は混合して問題ないでしょうか
コメントありがとうございます。
問題ないと思います。
リンデロンシロップのインタビューフォームにムコダインシロップとの混合で沈殿ができるとは記載がなかったです。
本当は配合不適なんですか?
コメントありがとうございます。
インタビューフォーム確認いたしました。14日で変化なしですね。申し訳ありません訂正いたします。
一覧記載の情報は「第十四改訂調剤指針」を参考に記載したものでしたが、確認不足でした。