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初回に出せない薬一覧
公開. 更新. 投稿者:癌性疼痛/麻薬/薬物依存.この記事は約1分44秒で読めます.
4,592 ビュー. カテゴリ:第一選択薬にできない薬
初めに飲んじゃいけない薬って?
他の薬による治療を一定期間行った後でなければ処方できない薬というのがある。
例えば、以下のような薬。
医薬品名 | 添付文書の記載 |
---|---|
アイミクス配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
アカルディ | 1. 下記の状態で、利尿剤等を投与しても十分な心機能改善が得られない場合 急性心不全 2. 下記の状態で、ジギタリス製剤、利尿剤等の基礎治療剤を投与しても十分な効果が得られない場合 慢性心不全(軽症〜中等症) |
アザルフィジンEN | 本剤は、消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること。 |
アテディオ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
アトーゼット配合錠 | 本剤を高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症の治療の第一選択薬として用いないこと。 |
アフィニトール | スニチニブ又はソラフェニブによる治療歴のない患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。 |
アブストラル舌下錠 | 本剤は、他のオピオイド鎮痛剤が一定期間投与され、忍容性が確認された患者で、かつ強オピオイド鎮痛剤の定時投与により持続性疼痛が適切に管理されている癌患者における突出痛(一時的にあらわれる強い痛み)に対してのみ使用すること。 |
イニシンク配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
イルトラ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
エイゾプト懸濁性点眼液1% | 次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合: 緑内障、高眼圧症 |
エカード配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
エクメット配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
エックスフォージ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
エビリファイ | うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る):選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。 |
オキシコンチンTR錠 | 非オピオイド鎮痛薬又は他のオピオイド鎮痛薬で治療困難な中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛 |
カナリア配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
グラセプター | 骨髄移植:HLA適合同胞間移植では本剤を第一選択薬とはしないこと。 |
グルベス配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
コソプト配合点眼液 | 次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分な場合:緑内障、高眼圧症 |
コディオ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
ザクラス配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
スージャヌ配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
ソニアス配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
タリムス点眼液0.1% | 眼瞼結膜巨大乳頭の増殖が認められ、抗アレルギー剤により十分な効果が得られないと判断した場合に使用すること。 |
ツートラム | 非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記における鎮痛 慢性疼痛 |
デタントール0.01%点眼液 | 次の疾患において、他の緑内障治療薬で効果不十分な場合:緑内障、高眼圧症 |
デュオドーパ配合経腸用液 | 本剤は経口レボドパ含有製剤に対する治療反応性及び忍容性が認められるパーキンソン病患者に対して使用すること. |
トピナ | 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法 |
トライコア/リピディル | 総コレステロールのみが高い高脂血症(IIa型)に対し、第一選択薬とはしないこと。 |
トラディアンス配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
ネオーラル | アトピー性皮膚炎:ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤等の既存治療で十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が体表面積の30%以上に及ぶ患者を対象にすること。 ネフローゼ症候群:副腎皮質ホルモン剤に反応はするものの頻回に再発を繰り返す患者、又は副腎皮質ホルモン剤治療に抵抗性を示す患者に限ること。 |
ノルスパンテープ | 本剤は、非オピオイド鎮痛剤の投与を含む保存的治療では十分な鎮痛効果が得られない患者で、かつオピオイド鎮痛剤の継続的な投与を必要とする日常生活動作障害を有する変形性関節症及び腰痛症に伴う慢性疼痛の管理にのみ使用すること。 |
バイエッタ皮下注 | 本剤は、食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤単独療法、スルホニルウレア剤とビグアナイド系薬剤の併用療法、又はスルホニルウレア剤とチアゾリジン系薬剤の併用療法を行っても十分な効果が得られない場合に限り適用を考慮すること。本剤の単独療法に関する有効性及び安全性は確立していない。 |
パピロックミニ点眼液 | 眼瞼結膜巨大乳頭の増殖が認められ抗アレルギー剤により十分な効果が得られないと判断した場合に使用すること。 |
パルモディア | LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬とはしないこと。 |
ビデュリオン皮下注 | 本剤は、食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤の各薬剤の単独療法、又はスルホニルウレア剤とビグアナイド系薬剤、スルホニルウレア剤とチアゾリジン系薬剤、ビグアナイド系薬剤とチアゾリジン系薬剤との併用療法を行っても十分な効果が得られない場合に限り適用を考慮すること。 |
ビムパット | 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法 |
ヒュミラ皮下注 | 中等症又は重症の活動期にあるクローン病の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る) 中等症又は重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る) |
ファセンラ皮下注 | 気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る) |
フェントステープ | 非オピオイド鎮痛剤及び弱オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記における鎮痛(ただし、慢性疼痛は他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る。) 〇中等度から高度の疼痛を伴う各種がん 〇中等度から高度の慢性疼痛 |
プレミネント配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
プログラフ | 骨髄移植: HLA適合同胞間移植では本剤を第一選択薬とはしないこと。 |
ミカトリオ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
ミカムロ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
ミコンビ配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
メサペイン | 本剤は、他の強オピオイド鎮痛剤の投与では十分な鎮痛効果が得られない患者で、かつオピオイド鎮痛剤の継続的な投与を必要とするがん性疼痛の管理にのみ使用すること。 |
メタクト配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
メタルカプターゼ | 本剤は、消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること。 |
メトアナ配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。 |
メトレート | 尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬又は乾癬性紅皮症の場合:ステロイド外用剤等で十分な効果が得られず、皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ患者 |
ユニシア配合錠 | 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
ラフェンタテープ | 本剤は、他のオピオイド鎮痛剤が一定期間投与され、忍容性が確認された患者で、かつオピオイド鎮痛剤の継続的な投与を必要とするがん疼痛の管理にのみ使用すること。 |
リウマトレックス | 尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬又は乾癬性紅皮症の場合:ステロイド外用剤等で十分な効果が得られず、皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ患者 |
リオベル配合錠 | 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬としないこと。 |
リマチル | 本剤は消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること。 |
レグナイト | 本剤は、原則、ドパミンアゴニストによる治療で十分な効果が得られない場合、又はオーグメンテーション(症状発現が2時間以上早まる、症状の増悪、他の部位への症状拡大)等によりドパミンアゴニストが使用できない場合に限り投与すること。 |
レザルタス配合錠 | 過度の血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。 |
レボレード | 慢性特発性血小板減少性紫斑病の場合:他の治療にて十分な効果が得られない場合、又は忍容性に問題があると考えられる場合に使用すること。 |
ロスーゼット配合錠 | 本剤を高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症の治療の第一選択薬として用いないこと。 |
ワンデュロパッチ | 本剤は、他のオピオイド鎮痛剤が一定期間投与され、忍容性が確認された患者で、かつオピオイド鎮痛剤の継続的な投与を必要とする癌性疼痛及び慢性疼痛の管理にのみ使用すること。 |
複数の成分が配合されている薬については、単剤での使用を優先すべき。
麻薬については、非麻薬から使用すべき。
基本的には、弱い薬→強い薬という治療の流れ。
薬局に上記の薬の処方がいきなり持ち込まれることもあり、当然今までの治療経過は患者にインタビューするが、初診でいきなり上記の薬が処方されていたとして、「疑義照会すべき」という判断に至るにはさらに詳しく聴取する必要がある。
患者の治療経過、服用歴、医師の処方理由と、処方変更の必要があれば、どのような処方に変更すればよいか提案する必要性もある。配合剤がダメだったら、単剤でそれぞれ処方すれば保険請求上はOKかも知れないが…
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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