2024年11月4日更新.2,470記事.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたいなと。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ハイリスク薬一覧

ハイリスク薬の薬効分類番号

薬効分類番号薬効分類名ハイリスク薬
1124ベンゾジアゼピン系製剤ネルボン®、ベンザリン®、ダイアップ®坐剤
1125バルビツール酸系及びチオバルビツール酸系製剤フェノバール®、ワコビタール®坐剤、ルピアール®坐剤
1126ブロム塩製剤臭化カリウム、臭化ナトリウム
1130抗てんかん剤抗てんかん剤
1131フェナセミド系製剤クランポール®
1132ヒダントイン系製剤アクセノン®、アレビアチン®、ヒダントール®
1133オキサゾリジン系製剤ミノアレ®
1134バルビツール酸系製剤
1135プリミドン系製剤プリミドン®
1137スルホンアミド゙系製剤オスポロット®
1139その他エピレオプチマル®、ザロンチン®、テグレトール®、リボトリール®、ランドセン®、デパケン®、セレニカ®R、エクセグラン®、マイスタン®、ガバペン®、トピナ®、ラミクタール®、イーケプラ®、ディアコミット®、イノベロン®、サブリル®、フィコンパ®、ビムパット®、複合アレビアチン®配合錠、ヒダントール®DEF配合錠、ブコラム®口腔用液
1143サリチル酸系製剤アスピリン
1170精神神経用剤精神神経用剤
1171クロルプロマジン製剤コントミン®、ウインタミン®、
1172フェノチアジン系製剤ピーゼットシー®、ニューレプチル®、ペルフェナジン®、トリラホン®、フルメジン®、ノバミン®、レボトミン®、ヒルナミン®
1173モノアミン酸化酵素阻害剤
1174イミプラミン系製剤アナフラニール®、アンプリット®、スルモンチール®、イミドール®、トフラニール®
1179その他アモキサン®、トリプタノール®、ノリトレン®、アタラックス®、プロピタン®、ルジオミール®、リタリン®、コンサータ®、ホーリット®、リーゼ®、スピロピタン®、ドグマチール®、リーマス®、アタラックス®P、セレネース®、ベタナミン®、ロドピン®、デパス®、トロペロン®、プロチアデン®、クロフェクトン®、バルネチール®、テトラミド®、テシプール®、クレミン®、レスリン®、デジレル®、リスパダール®、デプロメール®、ルボックス®、トレドミン®、パキシル®、セロクエル®、ビブレッソ®、ルーラン®、ジプレキサ®、エビリファイ®、ジェイゾロフト®、モディオダール®、ロナセン®、クロザリル®、ストラテラ®、リフレックス®、レメロン®、サインバルタ®、インヴェガ®、レクサプロ®、イフェクサー®、シクレスト®、インチュニブ®、レキサルティ®、ビバンセ®、トリンテリックス®、ラツーダ®、
1242アトロピン系製剤硫酸アトロピン
2113ジギタリス製剤ジゴシン®、ジゴキシン®、ラニラピッド®
2115カフェイン系製剤ネオフィリン®
2119その他プロタノール®S
2120不整脈用薬不整脈用剤
2121プロカインアミド系製剤アミサリン®
2122キニジン製剤キニジン硫酸塩
2123β-遮断剤ミケラン®、アドビオール®、インデラル®、ピンドロール®、カルビスケン®、テノーミン®、ナディック®、メインテート®
2129その他リスモダン®、メキシチール®、アスペノン®、リスモダン®R、プロノン®、シベノール®、サンリズム®、タンボコール®、アンカロン®、ベプリコール®、ピメノール®、ソタコール®
2134炭酸脱水酵素阻害剤ダイアモックス®
2149その他セロケン®、ロプレソール®、アーチスト®、ビソノ®テープ、
2171冠血管拡張剤ワソラン®、ペルサンチン®
2251キサンチン系製剤テオドール®、テオロング®、ユニフィル®LA
2329その他ドグマチール®
2399その他ゼンタコート®、レクタブル®
2450副腎ホルモン剤免疫抑制剤
2451エピネフリン製剤免疫抑制剤
2452コルチゾン系製剤コートン®、コートリル®、フロリネフ®
2454フッ素付加副腎皮質ホルモン製剤デカドロン®、レナデックス®、レダコート®、リンデロン®、ステロネマ®
2456プレドニゾロン系製剤プレドニン®
2459その他セレスタミン®
2462メチルテストステロン製剤メチルテストステロン
2474エチニルエストラジオール系製剤プロセキソール®
2478合成黄体ホルモン製剤プロスタール®、ヒスロン®H
2492すい臓ホルモン剤ヒューマリン®、ノボリン®、イノレット®、ヒューマログ®、ルムジェブ®、ノボラピッド®、フィアスプ®、ランタス®、レベミル®、アピドラ®、トレシーバ®、インスリングラルギン、インスリンアスパルト、ライゾデグ®
2499その他チオデロン®、オペプリム®、リベルサス®、ビクトーザ®、バイエッタ®、ビデュリオン®、リキスミア®、トルリシティ®、オゼンピック®
3332ジクマロール系製剤ワーファリン®
3339動物製剤プラザキサ®、リクシアナ®、イグザレルト®、エリキュース®
3399その他パナルジン®、プレタール®、バイアスピリン®、プラビックス®、エフィエント®、ブリリンタ®、バファリン®、コンプラビン®、タケルダ®、キャブピリン®
3929その他ユーゼル®、ロイコボリン®
3960糖尿病用剤糖尿病用剤
3961スルフォニル尿素系製剤ジメリン®、デアメリン®S、オイグルコン®、トルブタミド®、グリミクロン®、アマリール®
3962ビグアナイド系製剤ジベトス®、グリコラン®、メトグルコ®
3969その他の糖尿病用剤グルコバイ®、ベイスン®、スターシス®、ファスティック®、アクトス®、グルファスト®、セイブル®、グラクティブ®、ジャヌビア®、エクア®、ネシーナ®、シュアポスト®、トラゼンタ®、テネリア®、スイニー®、オングリザ®、スーグラ®、フォシーガ®、ルセフィ®、デベルザ®、カナグル®、ジャディアンス®、ザファテック®、マリゼブ®、ツイミーグ®、メタクト®、ソニアス®、グルベス®、リオベル®、エクメット®、カナリア®、スージャヌ®、メトアナ®、ゾルトファイ®、ソリクア®
3999他に分類されないその他の代謝制医薬品ブレディニン®、ネオーラル®、サンディミュン®、イムラン®、アザニン®、プログラフ®、グラセプター®、リウマトレックス®、セルセプト®、アラバ®、サーティカン®、ケアラム®、ゼルヤンツ®、オルミエント®、スマイラフ®、リンヴォック®、ジセレカ®
4200腫瘍用薬抗悪性腫瘍剤
4210アルキル化剤抗悪性腫瘍剤
4211クロルエチルアミン系製剤エンドキサン®
4212エチレンイミン系製剤抗悪性腫瘍剤
4213スルホン酸エステル系製剤マブリン®
4219その他アルケラン®、エストラサイト®、テモダール®
4220代謝拮抗剤抗悪性腫瘍剤
4221メルカプトプリン系製剤ロイケリン®
4222メトトレキサート製剤メソトレキセート®
4223フルオロウラシル系製剤フトラフール®、フルツロン®、ゼローダ®、5-FU®軟膏
4224シトシン製剤スタラシド®
4229その他フルダラ®、ユーエフティ®E、ティーエスワン®
4230抗腫瘍性抗生物質製剤抗悪性腫瘍剤
4231マイトマイシンC製剤抗悪性腫瘍剤
4233アクチノマイシンD製剤抗悪性腫瘍剤
4234ブレオマイシン系製剤ブレオ®S軟膏
4235アントラサイクリン系抗生物質製剤抗悪性腫瘍剤
4236ネオカルチノスタチン製剤抗悪性腫瘍剤
4240抗腫瘍性植物成分製剤ラステット®S、ペプシド®
4290その他の腫瘍用剤抗悪性腫瘍剤
4291その他の抗悪性腫瘍剤塩酸プロカルバジン、ノルバデックス®、ペラゾリン®、オダイン®、ベサノイド®、フェアストン®、カソデックス®、アリミデックス®、グリベック®、アロマシン®、イレッサ®、アムノレイク®、フェマーラ®、タルセバ®、ネクサバール®、スーテント®、サレド®、スプリセル®、タシグナ®、タイケルブ®、アフィニトール®、レブラミド®、ゾリンザ®、ザーコリ®、インライタ®、ヴォトリエント®、スチバーガ®、ジオトリフ®、イクスタンジ®、アレセンサ®、ザイティガ®、ジャカビ®、ラパリムス®、ボシュリフ®、ゼルボラフ®、ポマリスト®、レンビマ®、ファリーダック®、カプレルサ®、タルグレチン®、イムブルビカ®、ジカディア®、タグリッソ®、タフィンラー®、メキニスト®、アイクルシグ®、ニンラーロ®、ムンデシン®、イブランス®、リムパーザ®、ゾスパタ®、ベージニオ®、ローブレナ®、ビジンブロ®、ビラフトビ®、メクトビ®、アーリーダ®、ヴァンフリタ®、ロズリートレク®、ベネクレクスタ®、ニュベクオ®、カボメティクス®、テプミトコ®、ベレキシブル®、タブレクタ®、セジューラ®、アルンブリグ®、カルケンス®、ヴァイトラックビ®、ペマジール®、タズベリク®、ハイヤスタ®、レットヴィモ®、ルマケラス®、セムブリックス®
4299その他抗悪性腫瘍剤
4490その他のアレルギー用剤サイバインコ®
5200漢方製剤柴胡加竜骨牡蠣湯
6250抗ウイルス剤レトロビル®、エピビル®、ノービア®、ビラミューン®、ザイアジェン®、ストックリン®、レイアタッツ®、ビリアード®、レクシヴァ®、エムトリバ®、プリジスタ®、アイセントレス®、インテレンス®、シーエルセントリ®、エジュラント®、テビケイ®、ピフェルトロ®、ボカブリア®、コンビビル®、カレトラ®、エプジコム®、ツルバダ®、スタリビルド®、トリーメク®、ゲンボイヤ®、プレジコビックス®、デシコビ®、オデフシィ®、ジャルカ®、ビクタルビ®、シムツーザ®、ドウベイト®

〇特定薬剤管理指導加算

ハイリスク薬とは、「特定薬剤管理指導加算」の算定対象となる比較的リスクの高い医薬品のことである。

「調剤報酬点数表に関する事項」には以下のように記載されている。

1) 特定薬剤管理指導加算1は、服薬管理指導料を算定するに当たって行った薬剤の管理及び指導等に加えて、患者又はその家族等に当該薬剤が特に安全管理が必要な医薬品である旨を伝え、当該薬剤についてこれまでの指導内容等も踏まえ適切な指導を行った場合に算定する。なお、「薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導に関する業務ガイドライン」(日本薬剤師会)等を参照し、特に安全管理が必要な医薬品に関して薬学的管理及び指導等を行う上で必要な情報については事前に情報を収集することが望ましいが、薬局では得ることが困難な診療上の情報の収集については必ずしも必要とはしない。

(2) 特に安全管理が必要な医薬品とは、抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、不整脈用剤、抗てんかん剤、血液凝固阻止剤(内服薬に限る。)、ジギタリス製剤、テオフィリン製剤、カリウム製剤(注射薬に限る。)、精神神経用剤、糖尿病用剤、膵臓ホルモン剤及び抗HIV薬をいう。なお、具体的な対象薬剤については、その一覧を厚生労働省のホームページに掲載している

(3) 特に安全管理が必要な医薬品が複数処方されている場合には、その全てについて必要な薬学的管理及び指導を行うこと。ただし、処方箋受付1回につき1回に限り算定するものであること。

(4) 対象となる医薬品に関して患者又はその家族等に対して確認した内容及び行った指導の要点について、薬剤服用歴等に記載すること。なお、従来と同一の処方内容にもかかわらず当該加算を継続して算定する場合には、特に指導が必要な内容を重点的に行い、その内容を薬剤服用歴等に記載すること。

具体的な対象薬剤については、その一覧を厚生労働省のホームページ(診療報酬情報提供サービス)に掲載されている。

また、対象薬剤に関するQ&Aには以下のようなものがある。

Q.「特に安全管理が必要な医薬品」の範囲については、以下の考え方でよいか。

① 「抗悪性腫瘍剤」には、薬効分類上の「腫瘍用薬」が該当するほか、それ以外の薬効分類に属する医薬品であって悪性腫瘍に対する効能を有するものについて、当該目的で処方された場合が含まれる。

② 「不整脈用剤」には、薬効分類上の「不整脈用剤」が該当するほか、それ以外の薬効分類に属する医薬品であって不整脈に対する効能を有するものについて、当該目的で処方された場合が含まれる。

③ 「抗てんかん剤」には、薬効分類上の「抗てんかん剤」が該当するほか、それ以外の薬効分類に属する医薬品であっててんかんに対する効能を有するものについて、当該目的で処方された場合が含まれる。

A.いずれもそのとおり。

Q.特定薬剤管理指導加算の対象となる「免疫抑制剤」の範囲については、以下の考え方でよいか。

① 薬効分類245「副腎ホルモン剤」に属する副腎皮質ステロイドの内服薬、注射薬及び外用薬は含まれるが、副腎皮質ステロイドの外用薬のうち、その他の薬効分類(131「眼科用剤」、132「耳鼻科用剤」、225「気管支拡張剤」、264「鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤」等)に属するものについては含まれない。

② 関節リウマチの治療に用いられる薬剤のうち、メトトレキサート、ミゾリビン、レフルノミド、インフリキシマブ(遺伝子組換え)、エタネルセプト(遺伝子組換え)、アダリムマブ(遺伝子組換え)及びトシリズマブ(遺伝子組換え)は含まれるが、金チオリンゴ酸ナトリウム、オーラノフィン、D-ペニシラミン、サラゾスルファピリジン、ブシラミン、ロベンザリット二ナトリウム及びアクタリットは含まれない。

③ 移植における拒絶反応の抑制等に用いられるバシリキシマブ(遺伝子組換え)、ムロモナブ-CD3、アザチオプリン、エベロリムス、塩酸グスペリムス、タクロリムス水和物、シクロスポリン及びミコフェノール酸モフェチルは含まれる。

A.そのとおり。

Q.特定薬剤管理指導加算の対象となる「精神神経用剤」には、薬効分類112「催眠鎮静剤、抗不安剤」に属する医薬品及び薬効分類116「抗パーキンソン剤」に属する医薬品は含まれないと考えてよいか。

A.そのとおり。薬効分類117「精神神経用剤」に属する医薬品のみが対象となる。

Q.特定薬剤管理指導加算の対象となる「抗HIV薬」には、薬効分類625「抗ウイルス剤」に属する医薬品のうち、HIV感染症、HIV-1感染症、後天性免疫不全症候群(エイズ)等の効能・効果を有するものが該当すると考えてよいか。

A.そのとおり。

Q. 薬剤管理指導料の「2」の対象となる医薬品の範囲については以下の考え方でよいか。

① 「抗悪性腫瘍剤」には、薬効分類上の腫瘍用薬のほか、インターフェロン、酢酸リュープロレリン等の悪性腫瘍に対する効能を有する薬剤が含まれる。

② 「免疫抑制剤」には、副腎皮質ステロイドの内服薬及び注射薬も含まれる。

③ 「血液凝固阻止剤」には、血液凝固阻止目的で長期間服用するアスピリンは含まれるが、イコサペント酸エチル、ベラプロストナトリウム、塩酸サルポグレラート及び鎮痛・解熱を目的として投与されるアスピリンは対象外である。

A.そのとおり

薬効分類117のデパスやリーゼはハイリスク薬だが、112のセルシンや睡眠薬はハイリスク薬ではない。漢方薬の柴胡加竜骨牡蠣湯は精神神経用剤として、ハイリスク薬に挙げられている。

これらの薬で特定薬剤管理指導加算を算定する際に気をつけることが、「当該目的で処方された場合」という点である。

効能効果を複数持つ医薬品の場合、ハイリスク薬としての適応ではない処方目的が考えられる場合には、算定すべきではない。

例えば、デパス®の効能効果は、

●神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害
●うつ病における不安・緊張・睡眠障害
●心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
●統合失調症における睡眠障害
●下記疾患における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張
  頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛

であるが、睡眠障害や肩こりなどの処方目的では算定できない。

また、β遮断薬も不整脈以外の適応症、高血圧などがあるので、算定する際には、入念な聴取が必要となる。

医薬品名効能効果
アーチスト®本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症、狭心症、虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全、頻脈性心房細動
アセタノール®本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮、発作性上室性頻拍、新鮮心房細動、除細動後の洞調律の維持)
アロチノロール塩酸塩本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、頻脈性不整脈、本態性振戦
インデラル®本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、褐色細胞腫手術時、期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防、片頭痛発作の発症抑制、右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制
カルビスケン®本態性高血圧症(軽症~中等症) 、狭心症、洞性頻脈
セロケン®、ロプレソール®本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、頻脈性不整脈
テノーミン®本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)
ナディック®本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、頻脈性不整脈
ミケラン®本態性高血圧症(軽症~中等症)、心臓神経症、不整脈(洞性頻脈、頻脈型不整脈、上室性期外収縮、心室性期外収縮)、狭心症
メインテート®本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、心室性期外収縮、虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全、頻脈性心房細動

プレドニン®やデカドロン®などのステロイドも、免疫抑制剤としてハイリスク薬に挙げられているが、適応症が多いので、算定してよいかどうかの判断に迷う。

個別指導の際には、必ず病名を確認されるので、適応症が複数あるものについては、気をつける。

参考文献
1)各医薬品添付文書
2)疑義解釈資料の送付について(その3)

薬剤師

勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。

先生

そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。

3 件のコメント

  • 松尾寿美恵 のコメント
         

    ブドウ膜炎やネフローゼでずっとステロイド飲んでる人はハイリスク薬加算になりますか?

  • 山田 真理子 のコメント
         

    バルプロ酸はそう状態で使う時はハイリスクとれますか??

  • yakuzaic のコメント
         

    コメントありがとうございます。

    取れるんじゃないですかね。

コメント


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プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
職業:薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
著書:薬局ですぐに役立つ薬剤一覧ポケットブック
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