記事
抗生物質と抗菌薬は違う?
公開. 投稿者:抗菌薬/感染症.この記事は約1分42秒で読めます.
1,739 ビュー. カテゴリ:
【PR】
抗生物質と抗菌薬の違いは?
抗生物質と抗菌薬は違います。
抗生物質とは、「微生物が産生し、ほかの微生物の増殖を抑制する物質の総称」です。
微生物が産生したものが「抗生物質」です。
なので、化学合成された抗菌剤は抗生物質とは言いません。
しかし、今日では「微生物の産生物に由来する化学療法剤」が広義には抗生物質と呼ばれています。
しかし、ニューキノロンやサルファ剤は完全に人工合成された薬なので、抗生物質と呼ぶのは誤り。
ニューキノロンはニューじゃない?
ニューキノロン系抗菌剤という呼び名は定着してます。
ニューに対してオールドキノロンもあるわけですが、ほとんど使われません。
最初のニューキノロンが発売されてすでに10年以上過ぎている現在では、ニューという言葉をいつまでも付けているのはおかしいので、最近では単にキノロン系またはフルオロキノロン系と呼ぶこともあります。
【PR】
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、【PR】薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。