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ゾコーバとオルメサルタンは併用禁忌?配合剤の併用禁忌
公開. 更新. 投稿者: 140 ビュー. カテゴリ:相互作用/薬物動態.この記事は約1分25秒で読めます.
禁忌項目の配合剤表記

ヒヤリハット報告の併用禁忌に関する報告を見ていると、併用禁忌の記載の無いはずの「オルメサルタン」で引っかかってきた。
中身を見てみると、ゾコーバとオルメサルタン、フロリード口腔用ゲルとオルメサルタンといった組合せで、疑義照会をしているケースがあった。
「併用禁忌だったっけ?」と調べてみると、ゾコーバの禁忌に以下のように書かれていた。
・・・アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル、スボレキサント・・・
なるほど。
これを間違えてオルメサルタンがゾコーバと併用禁忌だと勘違いして、疑義照会したわけだ。
「オルメサルタン メドキソミル」ではなく、
「アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル」=レザルタス配合錠
配合剤のことである。
これと似たケースで、エクフィナとプレドニゾロンでも疑義照会をしているケースがあった。
エクフィナの禁忌には、「・・・トラマゾリン塩酸塩、塩酸テトラヒドロゾリン・プレドニゾロン、ナファゾリン硝酸塩・・・」とあるが、エクフィナとプレドニゾロンで疑義照会していた。
塩酸テトラヒドロゾリン・プレドニゾロンというのは、コールタイジン点鼻液のことである。
このような配合薬との併用禁忌に関しては、そもそも記載する必要があるのか?と思う。
まだ添付文書の改訂が追い付いていないだけかも知れないが、シクロスポリンの禁忌にロスバスタチン・エゼチミブ=ロスーゼットの記載はない。
でもそのほうがシンプルでいい。
しかも、ヒヤリハット報告に載っているが、必要のない疑義照会で医師の処方を変更したとしたら、患者に最適な処方ができなかったという意味ではデメリットを引き起こしており、最終的には医師の判断とはいえ、調剤ミスに近しい薬剤師のミスと言えるのではないか?報告者に対しなんらかのフィードバックをすべきではないか、ヒヤリハットに載せるべきではないのではないか、などと思うのであった。



