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レボドパと鉄剤を併用しちゃダメ?
公開. 更新. 投稿者:パーキンソン病.この記事は約1分2秒で読めます.
6,982 ビュー. カテゴリ:レボドパと鉄
ネオドパストオンの相互作用に、併用注意として鉄剤が挙げられている。
鉄剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用が減弱するおそれがある。機序・危険因子
キレートを形成し、本剤の吸収が減少するとの報告がある。
併用注意の判断は難しい。
第一三共のホームページには以下のように書かれている。
鉄剤とは併用注意です。鉄剤との併用によりキレートを形成し、レボドパの吸収が減少するとの報告があります。
やむをえず併用する場合は、投与間隔を空けてください。9名のパーキンソン病患者に対し、レボドパ/カルビドパ合剤(100mg/25mg)と硫酸第一鉄(325mg)を併用投与し、レボドパおよびカルビドパのバイオアベイラビリティに及ぼす影響を検討した報告では、レボドパのAUCは30%低下、カルビドパのAUCは75%以上低下したと報告されています。
また、健常人8例において、硫酸第一鉄(325mg)がレボドパ(250mg)のバイオアベイラビリティに及ぼす影響を検討した報告では、血中レボドパのピークレベルは55%低下し、AUCは51%低下すると報告されています。
この数字を見ると、だいぶ減弱しています。
パーキンソン病患者に鉄剤が処方されていたら、要注意です。
2~3時間空けた方が良い。
また、レボドパで汗や涙、尿、便などが黒くなりますが、鉄剤でも歯や便が黒くなる。
便は真っ黒だろうな。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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