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エタノールとオキシドールの違いは?
公開. 更新. 投稿者:抗菌薬/感染症.この記事は約1分54秒で読めます.
6,580 ビュー. カテゴリ:エタノールとオキシドールの違い
皮膚の消毒にとオキシドールを買って行かれる方がいます。
オキシドールのほうが酒税もかからず、安価に購入できるので。
オキシドールは傷口の消毒に向きますが、殺菌効果はエタノールに劣り、漂白作用があるので、皮膚が白くなることがあります。
あと、オキシドールを血糖測定のときの皮膚消毒に使うと血糖値に影響を及ぼす可能性もあります。
消毒用エタノールをすすめましょう。
オキシドール
グラム陽性菌、グラム陰性菌、酵母、ウイルスに有効な消毒液です。
2.5~3.5w/v%の過酸化水素水です。
創傷・潰瘍部位などの消毒に使用されます。
衣服に付いた血液を分解することも出来ます。
エタノール(消毒用エタノール)
15℃でエタノールを76.9〜81.4v/v%含みます。純粋なエタノールは消毒効果がありません。
グラム陽性菌、一般細菌、グラム陽性菌、MRSA グラム陰性菌、一般細菌 グラム陰性菌、緑膿菌 結核菌 真菌 一般ウイルス HIV に対して効果が認められます。
しかし消毒用エタノールは創部には用いることが出来ません。
皮膚の消毒に用いるのが一般的です。
また金属類の消毒にも用いる事が出来ます。
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