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第1世代と第2世代のパップ剤の違いは?
公開. 更新. 投稿者:痛み/鎮痛薬.この記事は約1分15秒で読めます.
2,887 ビュー. カテゴリ:第1世代と第2世代
湿布剤は捻挫、打撲などの急性炎症に伴う疼痛、腰痛、筋肉痛に対し古くから用いられている薬剤である。
市販されているパップ剤はサリチル酸メチルを主成分とする第1世代とフルルビプロフェンやインドメタシンなどのCOX活性阻害薬を含有する第2世代とに分けられる。
第1世代はl-メントールなどの清涼化剤が配合されている冷湿布とトウガラシエキスやノニル酸ワニリルアミドを配合し温感覚が得られる温湿布とに分けられる。
第2世代のパップ剤に含まれる抗炎症薬は一般には経口投与される薬剤であるが、消化管障害などの副作用が認められるために用いにくい場合もある。
そのような場合に、これら消化管に対する副作用を軽減し、炎症局所でその抗炎症・鎮痛作用を発現させるために第2世代のパップ剤は用いられる。
ロイヒつぼ膏
「ロイヒつぼ膏」という商品が中国人による爆買いでよく売れているという話を聞いた。
なぜだろう。
成分は、
サリチル酸メチル
l-メントール
ハッカ油
dl-カンフル
チモール
ノニル酸ワニリルアミド
製品の特長は、「ロイヒつぼ膏はノニル酸ワニリルアミドの温感刺激により患部の血行を促進し、サリチル酸メチル、l-メントールなどの鎮痛消炎作用とあわせ、すぐれた効果をあらわします。」となっている。
湿布というよりも、エレキバンサイズの磁気治療器のような印象。
エレキバンのような磁気治療器に胡散臭さを感じてる私としては、鎮痛成分の入ったロイヒのほうが効きそうな気はする。
メントール、ハッカ、カンフル、ノニル酸ワニリルアミドと刺激成分が入っており、温感なのか冷感なのかよくわかりませんが、効いている感じ、が強いんだろうな。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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