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療養病床廃止はいつ?
公開. 更新. 投稿者:服薬指導/薬歴/検査.この記事は約3分37秒で読めます.
2,290 ビュー. カテゴリ:療養病床廃止は2018年4月
療養病床は廃止される方針。
療養病床には、介護保険で請求する介護型と、医療保険で請求する医療型があります。
2017年度末に廃止する方針なのは、介護型の方。
医療型はとりあえず生き延びますが、先はわからない。
介護療養型医療施設(療養病床)は2012年に廃止の方針がありましたが、民主党が政権を取り、この廃止プランは凍結され先送りとなりました。
療養病床は、長期入院が必要な患者を受け入れている。
ただ、行き先がない高齢者が長期間とどまり続ける「社会的入院」が問題化したことから、そのあり方が見直されることになった。
医療保険が適用される医療型(09年7月で約22万床)と介護保険が適用される介護型(同約9万床)を再編する必要もある。
再編にあたり、医療と介護の施設を一体的に見直す必要性から、診療報酬と介護報酬が同時に改定される18年4月に合わせて廃止する。
その間、介護型の新設は認めず、医療型や介護施設への移行を促す。
長期入院患者を受け入れている一般病床は療養病床への転換を勧め、受け入れに必要な数を確保する考えだ。
療養病床というのは、かつて老人病院と呼ばれていたところで「社会的入院」が問題視されて、減らしていく方向に進んでいました。
病院は治療の場であって、療養の場でも生活の場でもないので、治療が必要な患者以外は出て行け、ということです。
一般病床と療養病床の違いは?
そもそも療養病床って何だろう、よくわからない。
病床ってベッドのことですね。
2001年(平成13年)施行の医療法の第4次改正により病床区分が見直され、病院の病床は、以下の5つの種類となった。
・一般病床
・療養病床
・精神病床
・感染症病床
・結核病床
昔は、一般病床と療養病床の区別はなく、いっしょに扱われてました。
ベッドの違いと言っても、シングルベッドとダブルベッドみたいに外見でわかるものではなく、設置基準が定められています。
一般病床と療養病床では、療養病床のほうが医師など人員の配置基準は緩いですね。
慢性期の患者なので、容態は落ち着いており、それほど人手をかける必要がないということ。
介護療養型医療施設(療養型病床群)
介護療養型医療施設は、医療や看護をほとんど必要としない入所者が多く介護保険給付費の無駄が指摘されているほか、医療保険が適用される療養病床と機能が似ていることが問題となっている。
このため厚生労働省はこれを廃止し、他の介護保険施設へ転換する方針を明らかにしている。
療養型病床群という言葉もちらほら見ますが、
平成4年の医療法改正で入院病床に一般病床と区別して「療養型病床群」という制度がスタートました。
「療養型病床群」とは「病院または診療所の病床のうち、主として長期にわたり療養を必要とする患者を収容するための一群の病床で、人的・物的に長期療養患者にふさわしい療養環境を有する病床群」であると定義されていました。
その後暫くは病床の区分はこの区分で分類されていましたが、平成13年3月第4次医療法改正の結果、今後病院の入院ベッドは結核病床、精神病床、感染症病床のほかに、主に急性期の疾患を扱う「一般病床」と、主に慢性期の疾患を扱う「療養病床」の二つが新たに定義され、病床の区分を通じて病院の機能の違いが明確にされました。その上で、各病床(病棟)ごとの構造設備基準や人員基準があらためて決められました。「療養型病床群」は「療養病床」に名称変更されました。療養病床について
変遷の過程があって、わかりづらい。
療養病床ってのが、ベッドを指してるのか施設を指してるのかがわかりにくい。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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