2019年11月20日更新.3,359記事.6,226,545文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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吸入剤の残量確認方法は?

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吸入薬の残量を確認する方法は?

「サルタノールの残量を確認する方法はありますか?」
と聞かれ、困る私。

吸入器によっては、吸入器自体に残量がわかるドーズカウンターがついている場合や、おおよその残量がわかる残量計をメーカーが提供している場合があります。

また、患者さんご自身で喘息日誌や吸入カレンダーをつけるなどの方法もあります。

残量計

サルタノールにも以前残量計があったような気がしたが、調べても出てこなかった。

キュバールの残量計に「量スケくん」、オルベスコの残量計に「ピヨスケ」というのがあるようだ。今現在も提供しているのかどうかは不明だが、メーカーにご確認を。

加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)の残量確認方法は?

加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)は薬剤を溶媒に懸濁もしくは溶解しているため残量確認が難しく、本来の使用回数を超えてもある程度の回数は溶媒のみの噴霧ができてしまうため、気づかずに使用しつづけてしまう患者も少なくない。

最近では残量を示すドーズカウンターがついた薬剤も発売され、デバイス本体のみで確認できるようになっているが、それ以外のものは残量確認の手段として、各吸入薬専用の残量確認ツールや吸入カレンダーなどを利用する方法がある。

メーカー提供の残量確認ツールではおおよその残量を確認できるようになっている。

また、患者自身ができることとしては、使用開始日を吸入薬に記載することやカレンダーに書き込むことがあげられる。

特別なツールがなくても吸入薬の残量、終了日を把握することができ、吸入忘れの確認にも活用することができる。

ドライパウダー吸入器(DPI)の残量確認方法は?

ドライパウダー吸入器(DPI)はコンテナもしくは充填部に1回分ごとに薬剤が封入、充填される仕組みであるため、吸入器本体にドーズカウンターが付いており正確に表示されるものや、おおまかな目盛りで表示するものなど、残量は比較的判断しやすくなっている。

また、使用限度を超えるとそれ以上操作できなくなるよう設計されているものもあり、終了がわかるようになっている。

DPIは、pMDIのように残量確認ツールは特に必要ないが、吸入器自体が小型化されているため残量の表示窓が小さく見にくいものもある。

このため残量により表示色を変えたり、表示窓の拡大レンズが提供されている。

DPIはその性質上、乾燥部が内部に入っていることがあり、吸入器自体を振ると音がするために残量があると勘違いしてしまうことや、吸入を行わずに操作しても残量計が減ることに注意が必要である。

パルミコートの残量確認方法は?

パルミコートなどの吸入剤は、どのくらいの量が残っているのかわかりづらいものが多いです。
フルタイドやセレベントなどではカウンターが付いているので残量がわかりやすい。

コンプライアンスの良い人は、使い始めの日にちさえわかれば、残りの量は推測できますが、なかなかそうはいきません。
吸入器の小窓の上端に赤い印が見えたら残り約20回分。

薬剤師向けクイズ

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薬剤師

クローン病患者に対するペンタサ錠の粉砕指示がある場合どの様な処方意図が考えられるか。
A. 嚥下困難なため
B. 薬効発現部位の調節
C. 投与量を調節するため
D. 放出制御性剤なので粉砕できない

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