更新日:2016年12月21日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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緑内障に花粉症の薬は禁忌?


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抗ヒスミタン薬は緑内障に禁忌?

抗ヒスタミン薬は多かれ少なかれ抗コリン作用を持つ。
なので、毛様体筋を収縮させ、眼圧を上昇させる恐れがある。

しかし、抗ヒスタミン薬のなかでも、第二世代に分類されるものは抗コリン作用が弱く、緑内障に禁忌とはなっていない。
アレジオン、クラリチン、アレロック、アレグラ、タリオン、などなど。
慎重投与にもなっていない。

第一世代のポララミン(マレイン酸クロルフェニラミン)、ペリアクチン、タベジール、ゼスランなどは緑内障に禁忌。

緑内障または前立腺肥大症の患者に使用しても大丈夫ですか?

本剤の抗コリン作用は非常に弱く、臨床上ほとんど影響はないと考えられます。これまでに蕁麻疹または鼻アレルギー等の症例において緑内障合併例がいくつか報告されていますが、特に問題はみられておりません。ザジテン新着情報 医療関係者向け ノバルティスファーマ株式会社

抗ヒスタミン薬の目薬、アレジオン点眼液やパタノール点眼液、ザジテン点眼液などもとくに緑内障に対する注意書きは無い。

OTCではマレイン酸クロルフェニラミン配合の目薬も販売されているので、もちろんこれは緑内障に禁忌だろうと思っていたら、「してはいけないこと」に緑内障の記載はない。
「相談すること」の項目に「次の診断を受けた人:緑内障」の記載があるので、薬剤師の判断で販売できるということだ。
目薬だけかと思ったら、内服薬でも「相談すること」のほうに記載がある。
OTCなら短期間の使用にとどまるので、問題ないという判断なのだろうか。

OTCってよくわかんねーな。

薬剤師しか販売できない要指導薬、第一類のアレグラ、アレジオン等よりも、第二類、第三類のほうが販売に注意を要するという現実。

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