更新日:2015年10月22日.全記事数:3,124件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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コルヒチンがベーチェット病に効く?


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ベーチェット病はシルクロード病

難病情報センター ベーチェット病(公費対象)

本症は日本をはじめ、韓国、中国、中近東、地中海沿岸諸国によくみられます。このためシルクロード病ともいわれます。

ベーチェット病はシルクロード沿いに多い。

で、日本にも多いわけで。
EXILEのマツとか。

うちにもベーチェット病の患者さんが来ますが、ペンタサが処方されています。

免疫抑制剤系の薬が処方されますが、コルヒチンがよく処方されるらしい。

コルヒチンとベーチェット病

コルヒチンが処方されていれば、ほぼ痛風発作だろうと決めつけて服薬指導に入りますが。

コルヒチンの作用機序は、微小管の主要蛋白質であるチューブリンに結合して重合を阻害し微小管の形成を妨げる。
細胞分裂を阻害するほかに、好中球の活動を阻害し抗炎症作用をもたらす。

白血球の働きを抑制することによる免疫抑制作用がある。

他の免疫系の疾患にも使われそうな気もするけど。
適応外使用としては、スウィート病、掌蹠膿疱症、強皮症などに使われるようです。

コルヒチンが心筋梗塞に効く?

 冠動脈疾患患者において、活性化好中球は急性冠症候群を引き起こす原因となるため、好中球機能の抑制は不安定プラーク形成のリスクを減らす可能性がある。コルヒチンは、痛風など急性好中球による炎症の予防と抗炎症作用の実績があり、その効果はスタチンやアスピリン以上と考えられている。また、10年間の長期にわたる連続使用を行っても安全で、忍容性が良好な薬物であることも知られている。冠動脈疾患患者の通常治療にコルヒチンを加えると心血管イベントのリスクが低下する:日経メディカル Online

コルヒチンは、好中球が介在する炎症を防ぐという病態生理学的な効果があることが明らかになっており、冠動脈にプラークを生じた患者の冠動脈疾患を予防する効果が期待できるという考えのもと、本研究が行われたらしく。

適応外だし、コルヒチンの処方自体最近あまり見ないし。

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