記事
ビソノテープとメインテートの違いは?
公開. 更新. 投稿者:高血圧.この記事は約1分19秒で読めます.
8,432 ビュー. カテゴリ:高血圧の貼り薬?
高血圧に使う貼り薬ってあるの?
高血圧に使う貼り薬というのが出たそうな。
▽ビソノテープ4mg、同8mg(トーアエイヨー):有効成分ビソプロロールを含有する新有効成分含有医薬品。血中濃度が持続し、安定した血圧コントロールが得られる経皮吸収型のテープ製剤として開発された。効能・効果は、本態性高血圧症の軽症から中等症で、再審査期間は8年。既に国内では、ビソプロロールフマル酸塩の経口製剤が承認されている。類薬に経皮吸収型製剤はないが、経口剤としてメインテート、アーチストなどがある。海外承認はない。
用法・用量は、通常成人にはビソプロロールとして8mgを1日1回、胸部、上腕部または背部のいずれかに貼付し、貼付後24時間ごとに貼り替える。
7件の承認・一変を了承‐新剤形医薬品が相次ぎ登場|薬事医療業界ニュース|薬剤師・薬学生のWEB MAGAZINE [ファーマシストマガジン]
メインテートの貼り薬。
効能・効果は、本態性高血圧症の軽症から中等症。
添付文書の臨床成績をみると、
「ビソノテープ8mgのビソプロロールフマル酸塩錠5mgに対する非劣性(非劣性限界値:3.3mmHg)が検証された。」
とあるので、ビソノテープ8mgがメインテート5mgと同程度で、ビソノテープ4mgとメインテート2.5mgが同程度の効果と推測される。
うーむ。
どの程度の処方ニーズがあるのだろうか。
単独で高血圧に処方するなら、ARBとかCa拮抗薬の貼り薬が出たほうが良かったけど。
メインテートだけが処方されている患者さんってイメージできないし。
処方はかなり限定されそう。
メインテート錠0.625mg 1錠
1日1回朝食後 30日分
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。