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デバイスの違いに気をつけるジェネリック
公開. 更新. 投稿者:製剤/ジェネリック.この記事は約1分13秒で読めます.
4,370 ビュー. カテゴリ:アラミストのジェネリックはAGが良い?
アラミスト点鼻液のジェネリックが2023年6月に薬価収載予定である。
このアラミスト点鼻液のオーソライズド・ジェネリック(AG)、フルチカゾンフランカルボン酸エステル点鼻液27.5μg「武田テバ」も販売される。
アラミストはグラクソで、AGは武田テバ。武田テバがセオリアファーマとコ・プロモーション契約を締結して販売するというなんか難しい大人の事情がありそうな契約。
アラミスト点鼻液といえばこの独特なデバイス。
フルチカゾンフランカルボン酸エステル点鼻液27.5μg「武田テバ」はAGなので、同じデバイス。
他のジェネリックはデバイスが異なる。逆に普通の点鼻液なので、初見で使う人にはそのほうがわかりやすいかも。
今までアラミストを使っていた人からすれば、AGへの移行の方がスムーズに説明できる。
こういうデバイスに特徴のある薬は先発品やAGに優位性がある。
喘息用の吸入剤でもジェネリックが発売されているのはシムビコートのジェネリック:ブデホル吸入粉末剤だけである。こちらはいずれのメーカーもシムビコートとデバイスの違いに関してはあまり違和感がない。
鼻炎ならさほど効果の違いに敏感にはならないが、喘息はリスクが高いので先発品への信頼感を崩すのは容易ではない。
ただ、他のフルチカゾンフランカルボン酸エステル点鼻液のGEが使いにくいわけでもないので、AGが出荷調整とかなれば他のGE勧めるという状況にはなる。
点鼻薬や吸入剤など特徴的なデバイスや、大きな違いがなく見えても、空噴霧・空打ちの回数の違いなどのある薬もあるので、ジェネリックへの変更調剤時には注意する。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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