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カリーユニは後発品?
公開. 更新. 投稿者:製剤/ジェネリック.この記事は約1分9秒で読めます.
6,729 ビュー. カテゴリ:カリーユニはジェネリック?
意外なジェネリックがあります。
先発品の存在しないジェネリックなど。
カリーユニには、「カタリン」という先発品が存在します。
有効成分の特許が切れた後に販売されているため、普通にジェネリックとなっています。
ただ、先発品が顆粒や錠剤に対して、カリーユニは液体点眼薬で承認され剤形変更されていますので、液体の点眼液という剤形の範囲では先発品が存在しないため、「先発のないジェネリックに一見見えてしまう」ということになります。
一般名処方でピレノキシン点眼液って来た場合には、カタリンでもカリーユニでもOKということですね。
と思ったら、カリーユニの単位は瓶で、カタリンの単位はmLだから、処方せんの単位の記載方法で指定されているも同じということかな。
カリーユニ
SH基の酸化を保護。
キノイド物質の変性・不溶性化を競合的に阻害して水晶体の透明性を維持。
メチコバールはジェネリック?
メチコバールは医薬品の申請の後、当時の時代背景もありメチル水銀の安全性の認定に時間がかかり、承認に1年以上かかってしまいました。申請から承認に1年以上かかると、その医薬品は新薬としての承認が降りないとの規定で、メチコバールは「新薬ではない」⇒「ジェネリック」とされたそうです。
ですので、メチコバールは最初から先発品のないジェネリックになります。
メチコバールの特徴は?
ビタミンB12。
血液・髄液中存在型補酵素型ビタミンB12。
他のB12製剤に比し神経組織移行性高い。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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