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林業してる人はエピペン持ってる?
公開. 更新. 投稿者:花粉症/アレルギー.この記事は約2分24秒で読めます.
3,563 ビュー. カテゴリ:林業における蜂対策方法
たまに、林業の会社の人が、まとめてエピペンを処方されることがある。
林業・木材製造業労働災害防止規程の第32条「蜂アレルギー検査と措置」に、
会員は、蜂刺されのおそれのある場所で作業させる場合は、あらかじめ作業者に医師による蜂アレルギーの検査又は診察を受けさせ、重篤なアレルギー反応を起こす可能性のある作業者には、アドレナリンの自己注射器の処方及び交付を受けさせた後、当該作業地に携行させなければならない。
と、記載されている。
林業の方々で蜂毒アレルギー検査をして、陽性の場合はエピペンの携行が必須とのこと。
ミツバチ、スズメバチ、アシナガバチなどの検査を行う。
しかし、法律ではないし、エピペンの有効期限短いし、金額も高く、零細な林業事業者には大きな負担であるので、普及は難しい。県によっては助成金などを設けているところもあるので、普及率は自治体によって差がある。
上記の規定は、林業と木材製造業に対するものであるが、ハチに刺されやすい環境の職種としては、電気工事従事者、造園業、ゴルフ場従事者、建設業などもある。
他の職種で上記のような規定があるかどうかは定かではない。
最近は、林業労働者の蜂毒による死亡というのは無いようだが、以前は、毎年20例程度の蜂刺され死者数のうち、林業労働者も1~2名の死亡例が報告されていた。
命がけの仕事ですね。
仕事で死ぬ人ってなかなかいないですからね。薬剤師が業務上の事故で無くなるということはないだろう。調剤ミスして自責の念にかられて自殺することはあるけど。逆に調剤ミス等で人を殺してしまう危険もありますが。
エピペンの使用期限は1年程度でなので、薬局に在庫しておくことはなく、処方が出てから注文する形である。
個人が使うのであれば、あまり気にしない期限であっても、会社として従業員全員分のエピペンを用意するとなれば少しでも期限が長い方が良いと思う。
おそらく使用せずにまた期限が近付いたら、従業員分を用意するという繰り返し。
エピペンはグーで握る?
エピペンの使い方は、安全キャップを外し、オレンジ色のニードルカバーの先端を太ももの前外側に垂直になるようにカチッと音がするまで押し付けると、先端から内臓されている針が突出するので、押し付けたまま数秒間待つ。
誤注射を防止するために筒の端に親指をかけず、5本の指で筒をしっかり握る(グー握り)。
針先を逆に持って親指の先が針先に当たれば誤注射、自分に打ってしまうためです。わが子がアナフィラキシーショックを起こしていればパニック状態で誤注射のリスクも高まります。
先端を太ももから離した後、ニードルカバーが伸びていれば、注射は完了となる。
衣服の上からでも注射できる。
また、注射後に薬液の大半(全2.0mL中1.7mL)が容器内に残るが、2度目を打つことはできない。
エピペンはあくまでもアナフィラキシーの補助治療であるため、投与後は直ちに医療機関を受診しなければならない。
実際にエピペンの投与が必要な状況では慌ててしまい、使用手順を忘れてしまうことが多い。
そこで、付属の練習用注射器を使って、繰り返し練習をしておく必要がある。
また、付属する「登録はがき」を用いることで、有効期限切れを事前に知らせてくれる「有効期限等お知らせプログラム」を利用できる。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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