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ベピオウォッシュゲル?ベピオゲルとの違いは?
公開. 更新. 投稿者:皮膚感染症/水虫/ヘルペス.この記事は約1分58秒で読めます.
220 ビュー. カテゴリ:ベピオウォッシュゲル

ベピオウォッシュゲルという名前からして、洗顔料ぽいなという薬が2025年3月に製造販売承認されていた。発売は2025年の夏ごろとのこと。
コムクロシャンプーで味を占めたマルホが、「洗顔料でもいけんじゃね?」と思ったかどうかは知らんが、ベピオゲルの洗顔料バージョンぽい。
ベピオゲル2.5%/ベピオローション2.5% | ベピオウォッシュゲル5% | |
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用法用量 | 1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する。 | 1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布し、5~10分後に洗い流す。 |
包装 | 〈ゲル〉チューブ:15g×10、30g×10 〈ローション〉ボトル:15g×10 | チューブ:20g×10 |
ベピオウォッシュゲルの使い方は、「1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布し、5~10分後に洗い流す。」となっている。
洗顔料ではない。泡立つわけではないのね。洗顔をしてから塗布して、しばらく置いてからの洗い流し。コムクロシャンプーみたいな塗って洗い流してからのシャンプーOKみたいな、塗って洗い流してからの洗顔ではない。
コムクロシャンプーやベピオウォッシュゲルのような使い方の治療法を、「短時間接触療法(short contact therapy:ショートコンタクトセラピー)」という。
ショートコンタクトセラピーは、薬剤を皮膚に接触させる時間を短くすることで、薬剤の副作用を軽減させる治療法です。
ベピオゲルは2.5%だけど、ベピオウォッシュゲルは5.0%と濃度も濃い。
刺激感が強めの人は、「早く洗い流したい」と思うので、洗い流せる薬というのは、副作用の面からも安心感がある。


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