更新日:2016年12月4日.全記事数:3,135件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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8つ星薬剤師になるには?


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7+1星薬剤師

向上心の低い私にとっては無縁の世界、とは言ってられなくなる将来が間近に来ているのかも知れない。

薬剤師は、医療チームのメンバーとして、多くの様々な役割を果たすために、相応のスキルと姿勢が求められています。

7つ星の薬剤師のコンセプトは、2000年にWHOによって照会され、FIP(国際薬学連合)により採択されました。
その役割は、Care giver(ケア提供者)、Decision-maker(決断者)、Communicator(コミュニケーター・伝達者)、Manager(管理者・経営者)、Life-long learner(生涯学習者)、Teacher(教育者)、Leader(リーダー)となっています。
この7つの能力を兼ね備えた薬剤師こそ,本当の意味で有能な薬剤師である、というもの。

そして、WHO(世界保健機構)とFIP(国際薬剤師・薬学連合)は、2006年に「薬剤師業務のさらなる展開~患者中心のケアを目指して~」と題された声明を発表し、Reseacher(研究者)が追加されました。
そのため、7+1の8つ星薬剤師という新しい概念が提唱されました。

そこには、
「薬剤師は患者ケアの提供を通じた、社会への貢献を始めるべきだ。調剤という作業だけでは、薬剤師に未来はない。いずれ調剤の作業はインターネット、専用機器、厳しく訓練された技術補助員たちが行えるようになる。」
といったことが書かれています。
う~ん、厳しい。

「医療提供者(Care giver)」
医療システムの下、薬剤師は他の医療従事者と共に最高の質のサービスを患者に提供しなくてはならない。

「解決型決断者(Decision-maker)」
安全で有効、費用効果の高い資源・財源(人材、薬物、化学製品、機材など)を適切に活用することが薬剤師としての基盤であるべき。以上を実現するためには、さまざまなデータなどを評価して、最適な方法を決定する能力が必要である。

「情報伝達者(Communicator)」
薬剤師は薬を処方する医師と患者をつなぎ、医療品や健康に関する情報を伝えるために、豊富な知識とコミュニケーション能力を持っていなくてはならない。

「医療管理者(Manager)」
資源(人材、機器、金銭)や情報を効果的に活用して、管理・運用していかなくてはならない。

「生涯学習者(Life-long learner)」
学生時代に取得する理念や疑念を基にして、薬剤師は常に最新の知識とスキルを学んでいかなくてはならない。

「教育者(Teacher)」
全ての薬剤師は、次世代を担う人材の育成や教育を支援する責任を負う。

「先導者(Leader)」
複数の専門家による医療、または医療者が不足している地域では、薬剤師は患者に対してリーダーシップを担わなくてはならない。

「研究者(Reseacher)」
薬剤師は医薬品を合理的に使用するために、科学的根拠や薬学臨床的根拠などに基づいた情報を効果的に活用していかなくてはならない。

「生涯学習者」ではありたいと思う。
その上で「情報伝達者」になるためには、医師以上の薬に関する知識が必要。
薬剤師であれば「医療提供者」である必要があり、管理薬剤師になれば「医療管理者」「解決型決断者」になることが求められるのではなかろうか。
私自身は「教育者」「先導者」というような器ではないと思う。
学術発表ができるような「研究者」にはなれないだろう。

ということで、私自身がなれるとしたら生涯学習を怠らない1つ星薬剤師レベルだろう。

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プロフィール

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名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
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