更新日:2016年12月21日.全記事数:3,130件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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坐薬を1回2個?


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坐薬を1回2個挿入?

坐薬を1回に2個入れる、という使い方には遭遇したことがない。

しかし、そのような使い方をする場合もある。

まずアンヒバ坐剤。
用法をみると、

通常,乳児,幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして,体重1kgあたり1回10~15mgを直腸内に挿入する.投与間隔は4~6時間以上とし,1日総量として60mg/kgを限度とする.なお,年齢,症状により適宜増減する.ただし,成人の用量を超えない.

アンヒバの添付文書には、1回の投与量の目安が書かれており、体重10キロの場合アンヒバ50mgを2~3個、体重20キロの場合アンヒバ100mgを2~3個と、1回2個のみならず、1回3個という処方量も指示されている。

他にも1回複数個入れられる坐薬としては、
アニスーマ坐剤

通常、体重20kg以上の小児及び成人には1回1~2個を1日1~2回、6~12時間の間隔をおいて、就寝前又は必要時に直腸内に挿入する。
20kg以下の小児には適宜分割して投与する。

サラゾピリン坐剤

通常、成人には1回1~2個を1日2回、朝排便後と就寝前に、肛門内に挿入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

新レシカルボン坐剤

通常1~2個を出来るだけ肛門内深く挿入する。重症の場合には1日2~3個を数日間続けて挿入する。

などがある。

坐薬を一度に2個、3個入れることは問題ないのか?
一度挿入した坐薬が出てきてしまうというリスクは考えられる。
そのため、1回複数個入れる場合でも、5分程度の間隔を置いて、先に入れた坐薬が溶けるのを待ってから挿入したほうがよい。
作用機序の異なる2種類の坐薬を挿入する場合も同じように間隔を空けた方が良い。
油脂性基剤と水溶性基剤の場合は30分程度間隔を空けますが。

しかし、アンヒバ1回100mg2個、という処方が来たらアンヒバ200mgに変えてもらいましょう。

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