更新日:2016年12月21日.全記事数:3,169件.

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春季カタルと花粉症の違いは?


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春季カタル

東京新聞春季カタル  花粉症と別 正しい治療を健康(TOKYO Web)

 花粉症で目のかゆみに苦しめられる人が多い時季だが、上まぶたなどが腫れたり痛みが伴う目の疾患「春季カタル」も知っておきたい。これまでは春に患者が増えたが、最近は通年で目立つ。重症のアレルギー性結膜疾患の一つで、九、十歳の男児に多いという。治療法をまとめた。
 「まぶたが腫れて目が開けられなくなった。黒目にもただれができて、まばたきなどのたびに、痛がってずっと泣いていた」
 東京都葛飾区の会社員女性(35)は、長男(4つ)の病状を振り返る。発症したのは三歳のころ。左目にかゆみと痛みが出たため、眼科医院を受診すると「アレルギーだろう」と、炎症を抑えるステロイド点眼薬を処方された。だが症状は悪化。左目が痛くて開けられなくなった。
 昨年六月、順天堂大医学部付属順天堂医院(東京都文京区)の眼科を受診し、春季カタルと診断された。抗アレルギー薬と免疫抑制薬、抗生剤の三種類の点眼薬に、重症時はステロイド点眼薬を加えて治療し、快方に向かった。現在はまぶたの腫れも軽減し、目も開けられるようになった。
 「春季カタルは重症のアレルギー性結膜疾患の一つ」。同大医学部の海老原伸行・先任准教授(眼科)は説明する。同疾患では季節性アレルギー性結膜炎(スギ花粉症など)、通年性アレルギー性結膜炎(ハウスダストなどによる結膜炎)などが知られるが、春季カタルはこれらとは別の種類の疾患だ=図。
 特徴は、上まぶたの裏側に石垣状の隆起ができたり、黒目と白目の境目が充血したり腫れたりする。主な症状は目の痛みや目やに、充血など。黒目にもびらんや潰瘍ができる場合があり、「痛くて目が開けられないこともある」。重症化して黒目が濁ると、視力が低下することもある。
 アレルギーを引き起こす抗原は「ダニが多い」と海老原准教授。患者の七割は男性だが、理由は解明されていない。発症は四歳ごろから見られ、最も多いのは九、十歳。「成長とともに良くなり、十代後半で治ることが多い」。ただアトピー性皮膚炎を合併している場合、二十代以降も症状が長引くことが多い。
 病名に「春季」と季節名を冠するが、海老原准教授は「春というより、ダニの増える季節に悪化する傾向が強い」。これから夏に向け注意が必要だ。
     ◇
 治療は、最近では抗アレルギー点眼薬と免疫抑制点眼薬が用いられるケースが多い。アレルギーなどの免疫反応に関わる体内物質の産生・働きを抑える作用がある。重症の場合、ステロイド点眼薬を加えるケースもある。改善しない場合、手術で上まぶたの裏側の隆起を切除する方法もある。
 「免疫抑制点眼薬の登場で春季カタルを治しやすくなった」。両国眼科クリニック(東京都墨田区)の深川和己理事長は解説する。従来の治療は抗アレルギー点眼薬とステロイド点眼薬の組み合わせが主流だったが、ステロイド点眼薬の副作用で眼圧が上がり、視力が低下するケースもあった。免疫抑制点眼薬は「ステロイド点眼薬と同等かそれ以上の効果が期待でき、副作用が少ない」。
 深川理事長は「この時季は目の異常をすべて花粉症と考えて、つい放置しがちだが、痛みやまぶたの腫れなどが強い場合は春季カタルを疑ってほしい」と助言する。

恥ずかしながら同じようなものだと勘違いしてました。

花粉症の重症型が春季カタルだと。

花粉症が主な原因というわけでは無いんですね。

アレルギー反応を生じさせる外来異物は、花粉、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、コンタクトレンズなど。

で、主な原因はダニ。

ダニは高温多湿が好きなので、暖かくなってくる春先から増えてくる。

じゃあ、花粉症だと思ったらダニアレルギーだった、なんてこともあるのかな。

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