2018年10月15日更新.3,348記事.5,690,241文字.

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痛風発作の予防にコルヒチンの連日投与?コルヒチンカバーとは?

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コルヒチンカバー

コルヒチンは、痛風発作の頓挫薬であり既に痛風発作を発症している患者に対しては多くの場合無効です。

しかし、短期間に頻回に痛風発作を繰り返す患者では、「コルヒチンカバー」と呼ばれるコルヒチンの予防的投与が有効です。
痛風発作が頻回だったり、尿酸降下薬の投与開始後に血清尿酸値の低下に伴う痛風発作が予想されるときには、1日0.5mgを連日服用して発作を予防する。

「コルヒチンカバー」は、発作や発作の予兆の有無に関係なく1日1錠のコルヒチンを継続的に投与する方法です。
1~2ヶ月間を目安として実施することが多いです。

1日1錠の投与では、コルヒチン投与による代表的な副作用である下痢は殆ど起きません。
投与中は定期的な血液検査による経過観察が必要です。

痛風発作時に患部では、白血球の一種であるマクロファージや好中球の尿酸貪食作用や、貪食好中球の脱顆粒が活性化している。
コルヒチンはこれらの作用を抑えることで関節炎の症状を緩和し、特に痛風発作の初期段階を抑制すると考えられている。
また、関節炎が誘発されやすい尿酸降下薬開始時に、コルヒチンを尿酸降下薬に併用投与して、関節炎を予防することもある。

コルヒチンを飲むタイミング

いざ激痛が起こってしまってからではあまり効かないので、前兆がはっきり自覚できた時だけ飲むようにしましょう。
また、大量に長期服用すると重大な副作用を引き起こしますので注意が必要です。

痛風発作の前兆はわかる?

痛風発作(痛み)は主に下肢、それも親ゆびの付け根の関節におきやすく、人によっては直前にムズムズする、ピリピリする、違和感があるなどの前兆症状を自覚する場合があり、これは過去に痛風発作を経験した人ほど自覚しやすいと言われます。
コルヒチンはこの時期に1錠だけ飲む薬で、発作を予防または軽減する目的で使われます。

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