更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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涙目に使える目薬は?


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流涙症に使う目薬は?

涙が止まらない、という症状。

コンタクトレンズなどによるドライアイのほうが多いから、涙目を訴える患者さんはあまり見かけません。

花粉症のシーズンに涙が止まらないという人はいますが。

そんな人には抗アレルギー点眼薬とか、ステロイド点眼薬とか。

涙目の正式な病名は、流涙症。

流涙症に適応のある目薬に、ラクリミン点眼液というのがあります。

見たことありませんが。

局所麻酔薬らしい。

なみだ目に使えるOTCは?

涙が出る。
かゆみは無い。ゴロゴロした異物感も無い。目の乾きも無い。目ヤニも出ない。
ただ涙が出るだけ。

そういう人は市販薬で対応しようとする。
そして薬局の薬剤師に相談されますが、何を販売すべきか悩む。

正直、色んな成分がちゃんぽんミックスされた目薬は嫌いなので、ドライアイの可能性を疑ってソフトサンティア的な涙目の目薬を売りたい。
でも、涙が出るのに涙の成分の目薬、ってのはお客さん的になかなか納得されない。

次に、あまり影響の少なさそうなビタミン系の目薬を、「疲れ目が原因かも知れない」と言って販売するのが良いかな。

目ヤニがあれば抗菌目薬。症状により眼科を勧めますが。
異物に対するアレルギー反応とみて、抗アレルギー点眼薬。高齢者だと緑内障とかありそうで気が進みませんが。

パッケージを眺めていると、NSAIDsのプラノプロフェン配合の目薬が「なみだ目」と大きく書かれているので、販売しやすそう。
確かに、何かしら炎症が起きていて涙が出るのかも知れないし。
しかし、正直NSAIDs点眼液の効果というものがよくわからない。鎮痛効果を目的とする内服や貼付剤などとは違って、抗炎症効果を期待してそうだし。
処方としても、最近では白内障の術後くらいしか見ない気がする。

その程度の知識でNSAIDsの目薬を涙目にお勧めするのも気が引ける。

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