2020年2月25日更新.3,286記事.6,296,284文字.

ドラッグストアで働く無気力ネガティブ薬剤師が、日々の仕事に憔悴しながらも、自分を奮い立たせるためのモチベーションとして、知的好奇心を揺さぶるために書き綴る勉強内容の備忘録的ブログ。モットーは「習うより慣れろ。学ぶより真似ろ。」

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アレジオンLX点眼液0.1%とアレジオン点眼液0.05%の違い

アレジオンLX点眼液0.1%

アレジオンLX点眼液0.1%が2019年11月27日に薬価収載されました。

既存のアレジオン点眼液0.05%となにが違うのか?

まずアレジオンLXのLXとは何ぞや。

「LX」は、“Lasting extend”という造語に由来し、効果をさらに長く引き伸 ばす“持続性”を意味している。

とインタビューフォームに書かれています。

アレジオン点眼液0.05%の用法は1日4回ですが、アレジオンLX点眼液0.1%の用法は1日2回となり、持続性製剤となっている。

しかし、製剤的に改良しているわけでも無さそうだ。
持続性だからといって、懸濁性製剤だったり粘稠性があるわけでも無い。他の目薬との点眼間隔も5分となっている。
ただの高用量製剤で、「2倍の量入れたから1日2回でいいよ」という他の製品も追随してきそうな単純なことのようだ。

こんな何のアイデアも無い商品を新薬として認めていいものだろうか?
2019年12月現在、
アレジオン点眼液0.05%の薬価は356.3円/本
アレジオンLX点眼液0.1%の薬価は712.6円/本
薬価が安いというわけでもない。

アレジオン点眼液0.05%を1回2滴注せば同じじゃん。

てゆーか、こんな低リスクな目薬はさっさとOTC化しやがれ。

ただ調剤ミスのリスクを上げるだけのクソ新薬じゃねーか。

とまあ、愚痴だらけになってしまいましたが、いずれにせよ1日4回も注すのは面倒クセー、1日2回で十分だ、という患者さんにはメリットあるのでしょう。仕事中は注せないという人もいます。

眼科の先生がどのように考えるかわかりませんが、0.05%と0.1%を使い分ける眼科医はいるのでしょうか?
DrはDrで処方ミスしそうな気がするので両方を採用することはせず、1日4回ならパタノール、1日2回ならアレジオンLX点眼液0.1%みたいな使い分けをしてきそうです。

となると、1日4回に比べて1日2回というのが、花粉症患者にとってどの程度のメリットなのか?基本的に目の痒みに対しては頻回に洗い流すように使いたいという患者も多いでしょう。

ベーリンガーの作戦失敗に終わる可能性もありそうな気がします。

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薬剤師

勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。

先生

そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。

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職業:薬剤師(管理薬剤師)
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
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