2018年8月14日更新.3,301記事.5,445,877文字.

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牛乳アレルギーに禁忌の薬

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牛乳アレルギーに禁忌の薬

医薬品の中には、カゼインナトリウムが添加物として含まれているものがあります。

カゼインは牛乳蛋白の主成分であり、牛乳アレルギーのアレルゲンとなる可能性があります。

牛乳アレルギーに禁忌の薬には、栄養剤のアミノレバン、ラコール、エンシュア、ハーモニックや整腸剤のラックビーR、エンテノロンR、エントモール、下剤のミルマグ錠、下痢止めのタンナルビン、降圧剤のエマベリンLカプセル、抗生物質のメデマイシンなどがあります。

エマベリンはジェネリックですが、先発品のアダラートは牛乳アレルギーに禁忌ではないのでピンと来ません。要注意です。

牛乳由来の成分であるカゼインですが、経腸または経口栄養剤に原材料として使用されているものが多いので、注意しなければなりません。
タンニン酸とカゼインから合成されるタンニン酸アルブミンを含有する医薬品もあるほか、一部の乳酸菌製剤は培地にカゼインが含まれています。
乳糖は牛乳を原材料としているため、乳糖1gに数μgと微量ですが牛乳蛋白質を含んでいます。
吸入薬や静注用製剤、散剤などに添加されていることがあるので、非常に感受性の高い牛乳アレルギー患者の場合、まれですが、アレルギー症状を誘発することがあります。

牛乳アレルギー患者に禁忌の医薬品

成分栄養剤:エンシュア・リキッド、エンシュア・H、ハーモニック-F・-M、クリミニール、ベスビオン、ラコール
ミルク:雪印低メチオニンミルク、GSDフォーミュラD明乳・N明乳
耐性生菌製剤:アンチビオフィルス細粒、エンテノロン-R、エントモール散、コレポリーR散、ビオスリー、ラックビーR
タンニン酸製剤:タンナルビン(タンニン酸アルブミン)
抗生物質:メイアクト、メデマイシンカプセル
肝不全用成分栄養剤:アミノレバンEN
ニフェジピン製剤:エマベリンLカプセル
制酸剤・緩下剤:ミルマグ錠
一般用医薬品:バイランCa

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