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目薬の単位は瓶?mL?
公開. 更新. 投稿者:眼/目薬/メガネ.この記事は約1分3秒で読めます.
8,292 ビュー. カテゴリ:目薬の単位
目薬の保険請求上の単位として、1本(瓶)という単位と、mLという単位のものがある。
錠剤なら「錠」、カプセルなら「カプセル」と決まっている。わけでもなく、「包」なんてものもある。粉薬も「g」だったり、「包」だったり、薬によっていろいろ。
医師が処方せんに記載する際には、瓶だろうがmLだろうが構わないのだが、保険請求する段階では個々に薬価の単位が決まっているので、それに直す必要がある。
単位が「瓶」の目薬の例
・ラクリミン点眼液
・AZ点眼液
・カリーユニ点眼液
・リザベン点眼液
・ジクアス点眼液
・ヒアレイン点眼液
・ゼペリン点眼液
・サンコバ点眼液
単位が「mL」の目薬の例
・ミケランLA点眼液
・キサラタン点眼液
・ベガモックス点眼液
・点眼・点鼻用リンデロンA液
・ルミガン点眼液
・パタノール点眼液
単位が「個」の目薬の例
・インタール点眼液UD
・パビロックミニ点眼液
・ヒアレインミニ点眼液
処方入力に注意
処方せんの記載で、
カリーユニ点眼液0.005% 5mL 1瓶
といった具合に、mLも瓶の記載もされていることがある。
カリーユニ点眼液0.005% 5mL 5瓶
パタノール点眼液 5mL 4瓶
ヒアレイン点眼液0.1% 5mL 5瓶
キサラタン点眼液 2.5mL 4瓶
とか、混在して書かれていたりしたら、プチパニックに陥りそう。
注意深く入力しないと、間違えます。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。
2 件のコメント
初めまして。調剤事務をしている者です。
質問があります。
点眼液は、なぜ種類によって単位が変わるのでしょうか?
瓶、ml、個と使い分ける理由が知りたいです。
コメントありがとうございます。
理由はわかりませんが、各メーカーが決められるようになっているので、そうなっています。
外用薬というくくりで言えば5gのチューブで薬価が決まってしまうと10gのチューブを販売できないし、mLで統一するのもムコスタ点眼液みたいな使い切り製剤だと、1本の容量を増やせば薬価を稼げることになる。
現場の入力のしにくさとか、調剤ミスの原因になるとかは二の次なのでしょう。