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メネシットとマグラックスを一緒に懸濁しちゃダメ?
公開. 更新. 投稿者:パーキンソン病.この記事は約1分21秒で読めます.
16,857 ビュー. カテゴリ:レボドパと酸化マグネシウム
レボドパと酸化マグネシウムを混和溶解した実験では、混和直後からレボドパの分解が始まり、約10分でレボドパの残存率がほぼ0%となることが報告されている。
経管栄養の患者への投薬時などに、酸化マグネシウムや炭酸水素ナトリウム、制酸剤などの塩基性製剤とLドパ製剤を混和溶解すると、Lドパ製剤の力価の低下が起こる恐れがあるため避けるべきである。
レボドパと簡易懸濁法
レボドパ製剤と酸化マグネシウム製剤や鉄剤を一緒に懸濁すると配合変化が起こり、レボドパ製剤の効果が低下することがあります。
レボドパ製剤と酸化マグネシウム製剤や鉄剤を同時に服用する場合は、酸化マグネシウム製剤・鉄剤のみ、他の薬とは別に懸濁します。
10分で0%になるってのは結構な相互作用かと思いますが、添付文書には見当たらない。
配合不可例として調剤指針には載っていた。
マドパー錠などレボドパ配合剤中のレボドパはアルカリ性下で酸化分解が促進されるため、酸化マグネシウムと混合すると効果が低下する。
これは水に溶かさなくても粉砕後の粉を混合して一包化しても起こることがある(湿気の高いとき)。
胃酸中では酸化マグネシウム存在下でもアルカリ性になることは考えにくいので併用の場合、少し服用のタイミングをずらすくらいでよいものと考えられる。黒色はメラニンによるもの。
胃の中に入ってしまえば相互作用は起こらないので、少しタイミングをずらす。
ちなみにレボドパ・カルビドパ製剤(ネオドパストンなど)の場合はカルビドパが瞬間的に失活するため、酸化マグネシウムとの同時併用は避けたほうが良い。
酸化マグネシウム末とかをメネシットなどのレボドパ製剤といっしょに一包化するのは止めた方がいい。黒くなる。
レボドパ製剤を使っている患者の尿や汗、痰、涙などが黒くなるのも同じメカニズム。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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1 件のコメント
メネシットとマグラックス一緒には飲まないようにしてます。他にもマグラックスはのみあわせ悪いのだらけ、8時と10時というようにずらしてます。どうにかならないかって思います❗
服用のタイミングをずらすというタイミングとはどのぐらいの話なのか、もう少し具体的にアドバイスが欲しいですけど・・・。