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トラムセットとプリンペランの併用
公開. 更新. 投稿者:痛み/鎮痛薬.この記事は約2分45秒で読めます.
4,743 ビュー. カテゴリ:トラムセットと吐き気
トラムセットで吐き気の副作用は多い。
プリンペランやナウゼリンが併用されて処方されるケースも多い。
トラムセット配合錠が初めて処方される際には、副作用対策として制吐薬のメトクロプラミドなどが併用されることが多い。
トラマドールの副作用は、便秘・悪心・眠気・頭痛・倦怠感など、オピオイド系の副作用と種類はあまり変わらない。しかし三環系抗うつ薬の作用があるため種類がやや広範とされる。特に頻繁に遭遇するものは以下の通りである。
胃腸障害(悪心、嘔吐、便秘、消化不良)
心臓障害(動悸、頻脈、高血圧、低血圧)
神経系障害(傾眠、浮動性めまい、頭痛、多幸感)
腎および尿路障害(排尿困難、アルブミン尿)
皮膚および皮下組織障害(そう痒、発疹、多汗)人によって副作用の幅が大きく、使用しても副作用がまったく出ない場合もある一方、使用後に強い吐き気や倦怠感、不整脈などの循環器の副作用が出る場合もある。
トラマドール – Wikipedia
麻薬に分類されている薬と比べれば、副作用は少ないほうなのだろうけど、作用機序的には麻薬に近い。
吐き気や便秘などが出るケースもある。
服用初期に併用するだけで、しばらくすれば慣れてくるようです。
そのため制吐薬の処方日数としては1週間くらい。
薬理学的に考えれば、オピオイドによる消化器症状は3~7日程度で耐性が形成され、大抵吐き気止めは不要となる。
しかし、長期にトラムセットと制吐剤が併用されているケースも見かける。症状にあわせて服用してよいことを伝え、医師に吐き気の状態について伝えるよう指導することが必要。
便秘では耐性は生じないので、便秘傾向のある患者に対しては便秘が悪化していないか確認が必要。
トラムセットは1日4回?
トラムセットの非がん性慢性疼痛に対する用法は、
通常、成人には、1回1錠、1日4回経口投与する。投与間隔は4時間以上空けること。
なお、症状に応じて適宜増減するが、1回2錠、1日8錠を超えて投与しないこと。また、空腹時の投与は避けることが望ましい。
と書かれている。
でも、1日4回で処方されることは少ない。
添付文書どおり1日4回飲むとして、空腹時の投与を避けるとしたら1日4食?
軽く何か食べれば良いんだろうけど、1日4回の用法だと毎食後と寝る前がスタンダード。
寝る前に軽く何か食べろ、ってのもあまりオススメしたくはない指導だなあ。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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