記事
秤量誤差は何%まで?
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分43秒で読めます.
18,225 ビュー. カテゴリ:秤量誤差
散剤の監査時に、計量をするが、分包したものと理論値に誤差が生じることがある。
分包重量変動については、これまでの『調剤指針』には通常、重量誤差は分包したものでは重量偏差が変動係数として6.1%以下(分包した散剤の重量が基準化された正規分布をするものとして、全体の分包散剤の90%が平均重量値の±10%に入る範囲は、変動係数で6.08%≒6.1%である)、全量では2%以下であることが望ましいと記載されている。しかし、6.1%は最低限の数値であり、TDMを行っている薬剤などに関しては、薬剤個々について科学的根拠に基づいた最低限度の数値を設定する必要がある。
日本薬剤師会 編:「第十三改訂調剤指針」,p37-40,薬事日報社,2011.
全量で2%以下の誤差は認められる、ってことか。
10g測るところを9.8gでもOKってことか。
なんて、違うか。
分包すると分包機にくっついたり、なんだかんだで重量減るからね。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。