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注射針の単位は本?袋?箱?
公開. 更新. 投稿者:糖尿病.この記事は約2分9秒で読めます.
2,157 ビュー. カテゴリ:注射針の単位は?
インスリン注射で使用する注射針の処方単位は医療機関により異なる。
「本」が普通だが、「袋」という記載もみられる。
しかし、うちの門前では箱単位でしか処方されないため、鑑査システム上は「箱」単位で入力している。
恐らく箱単位で処方する医療機関が多いだろう。
しかし中には28本とか42本とか、1袋が14本入りなので、袋単位で処方してくる医師もいる。
病院によっては、2袋とか3袋とか、単位が「袋」で登録している医療機関もある。
稀に、袋単位でもなく、中途半端な本数で処方される場合もある。
そのため、袋を破って調剤するが、半端な注射針は使われないまま時が過ぎることが多い。
しかし1箱は5袋、1袋は14本、1箱は70本と、数量的な違いは大きいので、見間違えて誤調剤することは少ないだろう。
マイクロファインプラスとプロの間違い、マイクロファインプラスのゲージ違い、長さ違いなどは調剤ミスに要注意である。
注射針の有効期限
注射針にも有効期限がある。
汚染されたり変形する可能性がある。
正直気にしたことが無かった。どこに期限が書いてあっただろう。袋にも書いてあったかな。針本体には書いてなかったと思う。
袋を破って針だけで保管してあるもので、しばらく経過したものは使わないのが無難だろう。
注射針の値段は?
現在注射針の値段は3区分ある。
「特定保険医療材料の定義について」という通知には、
万年筆型注入器用注射針
構造及び機能により、標準型、針折れ防止型及び超微細型の合計3 区分に区分する。
① 標準型
② 及び③に該当しない万年筆型注入器専用の注射針であること。
② 針折れ防止型
針の根元部の外径が31G 又は31G より細いものであって、ハブ部の工夫又はその他の方法による針折れ防止構造を有する万年筆型注入器専用の注射針であること。
③ 超微細型
針の先端部の外径が33G 又は33G より細いものであって、針の根元から先端に向かって細くなる形状又はその他の方法により薬液注入時の負荷を軽減する構造を有する万年筆型注入器専用の注射針であること。
と書いてある。
でもって、「調剤報酬点数表に規定する特定保険医療材料及びその材料価格」という通知に、
007 万年筆型注入器用注射針
(1) 標準型 15円
(2) 針折れ防止型 17円
(3) 超微細型 18円
と書いてあります。
で、実際それぞれの注射針の値段をメーカーHP等で調べると、
BD マイクロファインプラス31G/5mm 1本15円
BD マイクロファインプラス32G/4mm 1本17円
ペンニードル30G、8mm 1本15円
ペンニードル32Gテーパー、6mm 1本17円
ナノパスニードル33G/5mm 1本18円
らしい。
ちなみに、レセプト電算処理コードは
標準型 710010093
針折れ防止型 710010094
超微細型 710010095
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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