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イソバイドシロップの瓶と分包品の薬価は違う?
公開. 更新. 投稿者:めまい/難聴/嘔吐.この記事は約1分25秒で読めます.
6,795 ビュー. カテゴリ:イソバイドの薬価
イソバイドシロップには、500mLの瓶と、20mL/包、23mL/包、30mL/包という分包品がある。
23mL/包って微妙。
イソバイドシロップの用法は、〈メニエール病〉の場合、「通常成人1日量90~120mLを毎食後3回」なので、30mL×3包=90mLか、20mL×6包=120mLで処方されるのが妥当なところか。
23×3包だと69mLで約70mL、23×6包だと138mLなので約140mLになる。〈脳腫瘍時の脳圧降下、頭部外傷に起因する脳圧亢進時の脳圧降下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下〉の場合の用法が、「常成人1日量70~140mLを2~3回」なので、こっちのほうで使いやすいかも.
いずれにせよ、20mLの分包品があるのに、23mLの分包品を作るのは微妙なところ。
しかも分包品それぞれに薬価が設定されており、
イソバイドシロップ 70% 3.5円/mL
イソバイドシロップ 70%分包20mL 3.705円/mL(20mL=74.1円)
イソバイドシロップ 70%分包23mL 3.508…円/mL(23mL=80.7円)
イソバイドシロップ 70%分包30mL 3.53円/mL(30mL=105.9円)
と、個別に単価が異なっている。(2022年4月時点)
例えば、「イソバイドシロップ 70% 90mL 毎食後」という処方がきたら、瓶で良いのか、分包品使うのか、イチイチ疑義照会する必要性が出てくるのだろうか。
「イソバイドシロップ 70%分包30mL 4包 朝夕食後」という処方がきたら、イソバイドシロップ 70%分包20mLを6包で調剤してはいけないというわけだ。瓶で調剤してもダメ。
分包品のほうが飲みやすいし、調剤もしやすいので、分包品があるのはよいが、互換性がないと、不動在庫ばかりが増える。そこがメーカーの狙いなのかも知れないが。
10mLの分包品だけ作れば良かっただろうに。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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