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ドライシロップはシロップ用?
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分25秒で読めます.
6,223 ビュー. カテゴリ:カルボシステインシロップ用
一般名処方で、【般】カルボシステインシロップ用50%、という処方がきた。
基本的に、小児科の処方をあまり受け付けないので、そのほかにも小児用製剤がずらりと並ぶ中、プチパニック状態の調剤になったので、一瞬「これはムコダインシロップでいけるな」と思ったのですが、よくみると「5%」ではなく「50%」。
「シロップじゃなくて、シロップ用?」と気づき、ドライシロップのことであると理解した。
一般名処方マスタを見ても、
- ムコダインシロップは、【般】カルボシステインシロップ5%
- ムコダインドライシロップは、【般】カルボシステインシロップ用50%
わかりにくい。
添付文書上の一般名は、
- ムコダインシロップ5%は、カルボシステインシロップ
- ムコダイン DS 50%は、カルボシステインドライシロップ
となっており、こちらのほうがわかりやすい。
他にも、
- 【般】アンブロキソール塩酸塩シロップ0. 3%と【般】アンブロキソール塩酸塩シロップ用3%
- 【般】ケトチフェンシロップ0.02%と【般】ケトチフェンシロップ用0.1%
など、シロップとドライシロップ製剤がある薬だと、わかりにくい。
変えてくれないかな。
ドライシロップは散剤?液剤?
Q.ドライシロップ剤は、散剤のまま投与する場合と、水剤にして投与する場合があるが、調剤報酬の算定は液剤として考えるのか。
A.調剤の際に溶解し、水剤(シロップ剤)にして患者に投与するときは水剤として算定し、散剤のまま投与するときは散剤(固形剤)として算定する。
したがって、ドライシロップ剤を水に溶かして、同時服用の他の液剤と一緒に投与する場合は1剤として算定し、また、ドライシロップ剤を散剤のまま、同時服用の他の固形剤(錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤等)と一緒に投与する場合も1剤として算定する。
参考書籍:保険薬局業務指針2010年版
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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