更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

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DPP4阻害薬の使い分け


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DPP4阻害薬

ジャヌビア/グラクティブ、エクア、ネシーナ、テネリア、スイニー、トラクリア、オングリザといったDPP4阻害薬。
違いがよくわからない。

医薬品名規格用法代謝経路
ジャヌビア/グラクティブ12.5mg/25mg/50mg/100mg1日1回腎排泄
エクア50mg1日1~2回腎排泄
ネシーナ6.25mg/12.5mg/25mg1日1回腎排泄
スイニー100mg1日2回腎排泄
テネリア20mg1日1回腎・胆汁排泄
トラゼンタ5mg1日1回胆汁排泄
オングリザ2.5mg/5mg1日1回腎排泄

1日1回の用法で、腎臓からも肝臓からも代謝されるテネリアが一番よさそうですが、処方頻度は多くない。

テネリアは腎臓にも肝臓にもやさしい?

 東大大学院の門脇孝氏(医学系研究科糖尿病・代謝内科教授)は14日に開かれた田辺三菱製薬と第一三共が共催したメディアセミナーで、糖尿病の治療に用いる国内5成分目のDPP-4阻害薬テネリアについて講演した。この中で、門脇氏は「テネリアは1日1回の投与で、(朝食後や昼食後だけでなく)夕食後も明確に食後血糖値の抑制効果が認められている」と述べ、作用の持続性を同薬の特長の一つに挙げた。

 また、体内で吸収されたテネリアが腎臓と肝臓の2つのルートで排泄されることも特長に挙げ、「腎機能障害だけでなく、肝機能障害においても、血中濃度の上昇が最小限に抑えられ、安全性が担保されている」と述べた。

 テネリアは、田辺三菱が創製した初の日本オリジンのDPP-4阻害薬。同社と第一三共はテネリアと、田辺三菱が開発中のSGLT-2阻害薬(糖尿病治療薬)カナグリフロジンについて、共同販売契約を締結している。
 同日のメディアセミナーで、第一三共の木伏良一氏(常務執行役員・医薬営業本部長)は「強い営業力を持って、糖尿病市場でナンバーワンを勝ち取っていきたい」と強調した。テネリア、1日1回で毎食後高血糖を改善 – 医療介護CBニュース – キャリアブレイン

ジャヌビア/グラクティブ、エクア、ネシーナ、トラゼンタに次ぐ、5成分目のDPP-4阻害薬、と。

まだ出るのかね。

在庫がかさばるので、このくらいでもう充分なんですが。

いまのところどれが一番売れてるんでしょうね。

私はジャヌビア、グラクティブの処方を一番よく見かけますが。
発売されて長いからか。

トラゼンタは腎臓にやさしい?

 日本ベーリンガーインゲルハイムと日本イーライリリーは7月1日、2型糖尿病治療薬(DPP-4阻害薬)トラゼンタの承認を取得したと発表した。同薬は、インスリンの分泌を促進するインクレチンホルモンを分解する酵素(DPP-4)を阻害する。国内4種類目のDPP-4阻害薬となるが、ベーリンガーの広報担当者は、「主な排泄経路が腎臓でないため、患者の腎機能が低下しても用量調節を必要としないのがトラゼンタの特長」としている。
 通常、成人には5mgを1日1回、経口投与する。上市後はベーリンガーが製造・販売し、イーライリリーと共同販促する。
 国内の既存のDPP-4阻害薬は、MSD/小野薬品工業のジャヌビア/グラクティブ、ノバルティスファーマのエクア、武田薬品工業のネシーナ。これらはほかの種類の糖尿病治療薬との併用が可能なのに対し、トラゼンタは単独療法のみで承認を取得した。ベーリンガーの広報担当者は、「今後、単独療法だけでやっていくとは思わないが、詳しい計画は現段階で発表できない」と話している。糖尿病治療薬トラゼンタが承認取得 – 医療介護CBニュース – キャリアブレイン

また新しいDPP-4阻害薬が発売されるのですね。

このトラゼンタ(リナグリプチン)は、重度の腎機能障害でも問題無く使えるらしい。

糖尿病患者は腎臓悪い人が多いので、使いやすそう。

腎・肝機能の程度にかかわらず、用量の調整を必要としない薬剤であり、食事の影響も受けない。

腎機能だけでなく、肝機能障害でも問題無く使えると。

胆汁中に排泄されるらしいけど、本当に肝機能に影響されないのかな。

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