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リジュセアミニ点眼液で近視の進行は防げるか?
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246 ビュー. カテゴリ:リジュセアミニ点眼液
「リジュセアミニ点眼液0.025%」という近視進行抑制点眼剤が4月21日に発売される。

保険外医薬品らしい。処方箋医薬品だけど、自費で処方される。
バイアグラみたいな勃起不全治療薬や、プロペシアみたいな脱毛症治療薬、マーベロンみたいな避妊目的の低用量ピルと同じようなもの。禁煙治療薬は今は保険適応なってる。
眼科の門前だと、置いておく形になるのだろうか。
詳しくは参天のサイトで
リジュセアミニ点眼液0.025% | Santen Medical Channel – Santen
参天製薬が示している参考価格は30日分で4,380円とのこと。1本にすると146円。
うちのチェーンではもうちょっと休めの価格で1本単位で示している。
1袋30本入りのアルミピローで、「アルミピロー包装開封後は、添付の遮光用投薬袋に入れて室温で保存し、3ヵ月以内に使用すること。」となっているので、30本以外の本数で処方されたら疑義照会したいですが。
仮性近視にミドリンMとか処方されていましたが、そういう類のものではなさそう。
現在、自費診療で、マイオピン(低濃度アトロピン点眼薬)というのが使われている。
眼軸長の伸長を抑えることで、近視の進行を平均50~60%程度遅らせることができるというChatgptの話。
眼軸長はその名のとおり、目の長さで角膜の頂点から網膜までの距離です。
眼軸長は、身長が伸びるときに手足が伸びるのと同じように、体の成長とともに長くなります。眼軸長が長くなると近視が進むため、身長が伸びる学童期~青年期には近視が進んで視力が低下することが多くなります。
アトロピン点眼液は、眼軸長を伸展させる働きのあるムスカリン受容体をブロックする効果があり、近視の進行抑制が期待できるという。
うちの子供たちも近視が進行しているので、興味津々である。
リジュセアミニ点眼液の対象年齢や投与期間は添付文書上は明確に記載されていないが、軽度から中等度程度の近視で5歳~18歳を対象にしており、3年以上の継続を推奨しているとのこと。
1ヵ月4380円を3年(36カ月)で、157680円。
コンタクトレンズを一生使うことを考えると安いかも知れないけれど、リジュセアミニ使ったからといって視力が良くなるわけではないし、コスパを考えるとレーシック手術とかのほうが良いかもしれない。
子供に金をかける親は多いから、それなりに売れそうではある。


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