2018年12月15日更新.3,343記事.5,774,149文字.

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ドボベット軟膏は1日1回で効く?

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ドボベット軟膏の用法

ドボベット軟膏の用法について

「通常、1日1回、患部に適量塗布する。」
となっている。

ドボベット軟膏の成分は、カルシポトリオール水和物とベタメタゾンジプロピオン酸エステル。
ドボネックスとリンデロンDPの配合剤である。

ドボネックス軟膏の用法は、
「通常1日2回適量を患部に塗布する。」
リンデロンDP軟膏の用法は、
「通常,1日1~数回,適量を塗布する。」
となっている。

合剤にしたことで、1日1回の用法で十分効くということなのか。

ドボベット軟膏の臨床成績の項目をみると、

日本人尋常性乾癬患者を対象に、カルシポトリオール製剤(1日2回塗布)及びベタメタゾンジプロピオン酸エステル製剤(1日1回塗布)を対照薬として実施した二重盲検比較試験において、ベースラインから塗布終了時(4週時)のPASI(Psoriasis Area and Severity Index)変法の平均変化率は下表のとおりであり、本剤の1日1回塗布は、対照薬と比較して優れた効果を示した。

とのことで、ドボネックス軟膏を1日2回使うよりもドボベット軟膏を1日1回使った方が効果アリ、との結果が出ている様子。

外用塗布剤の用法で厳しく査定されるケースを聞いたことは無いので、ドボベット軟膏1日2回でもレセプト的にはいけそうですが、疑義照会せねばなるまいかな。

マーデュオックス軟膏の用法

ドボベットと同じようなステロイドとビタミンD製剤の合剤にマーデュオックス軟膏がある。
こちらはオキサロール軟膏(マキサカルシトール)とアンテベート軟膏(ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル)の合剤。

マーデュオックス軟膏の用法も、「通常、1日1回、適量を患部に塗布する。」と1日1回である。
オキサロール軟膏の用法は、
「通常1日2回適量を患部に塗擦する。なお、症状により適宜回数を減じる。」
アンテベート軟膏の用法は、
「通常、1日1~数回、適量を患部に塗布する。」
となっている。

同じ。

ドボベット軟膏

ドボベット軟膏は、活性型VD3誘導体であるカルシポトリオール水和物と副腎皮質ホルモンであるベタメタゾンジプロピオン酸エステルが配合された、尋常性乾癬の外用剤である。
それぞれの配合成分は共に、「ドボネックス軟膏」、「リンデロンDP軟膏」として尋常性乾癬の第一選択薬として広く使用されている。
カルシポトリオールとベタメタゾンジプロピオン酸エステルの併用では、それぞれの単剤塗布に比べて高い有効性を示し有害事象は少ないという結果が出ている。

また配合剤にして簡便な使用法にすることにより、併用による有効性・安全性の向上、塗布時間や回数を減らし、外用療法のストレス軽減とコンプライアンスの向上が図られた。

特徴としては安定pH域が異なる2剤を、化学的安定性を維持して配合した外用剤であるということである。
特にカルシポトリオールは酸性側で不安定であり、酸性の物質と配合すると分解する恐れがある。
そのため「他の薬剤との混合により失活の恐れがあるため混合してはならない」とドボネックス軟膏のインタビューフォームに記載されている。
しかしステロイド外用剤のほとんどはpHが酸性寄りであり、この2つを混合するとカルシポトリオールの含量が低下してしまう恐れがある。この問題を解決し配合剤にすることで使用法が簡便になった。

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