更新日:2017年1月22日.全記事数:3,117件.

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アレロックは速く効く?


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抗ヒスタミン薬の速効性は?

花粉症などに使われる第二世代の抗ヒスタミン薬としては、アレグラやクラリチンなど、中枢への移行の少ない、眠気の少ない薬が好まれて使われる。

一方、皮膚科で使われる抗ヒスタミン薬としては、アレロックやタリオンなど即効性の期待できる薬の処方をみかける。
かゆみが強い患者に対しては、ある程度鎮静作用が働いたほうが良かったりする。夜眠りたい場合とか。

蕁麻疹などの強いかゆみがある場合、第2世代の抗ヒスタミン薬のうち薬効の立ち上がりが速い、すなわち最高血中濃度到達時間(Tmax)が短い薬剤の使用が望ましい。

医薬品名一般名TMAX (時間)T 1/2 (時間)用法
アレグラ60mgフェキソフェナジン2.29.61日2回
クラリチン10mgロラタジン2.314.51日1回
アレジオン20mgエピナスチン塩酸塩1.99.21日1回
エバステル10mgエバスチン5.515.11日1回
タリオン1mgベボタスチンベシル酸塩1.22.41日2回
ザイザル5mgレボセチリジン塩酸塩17.31日1回
アレロック10mgオロパタジン塩酸塩18.81日2回
ジルテック10mgセチリジン塩酸塩1.46.71日1回
アゼプチン2mgアゼラスチン塩酸塩416.51日2回
ゼスラン/ニポラジンメキタジン26.71日2回
セルテクト60mgオキサトミド2.610.11日2回
ザジテン1mgケトチフェンフマル酸塩2.86.71日2回
ダレン/レミカット2mgエメダスチンフマル酸塩3.171日2回

上記の第二世代抗ヒスタミン薬には皮膚のかゆみに適応があります。

アレロック、ザイザル、タリオンあたりが立ち上がりが早いので、かゆみに対する皮膚科領域の処方に適しているのでしょうか。
アレグラ、クラリチン、アレジオンあたりは耳鼻科領域で好まれるのかな、と推測。

最近OTCでもアレグラやアレジオンなどの第二世代抗ヒスタミン薬が販売されていますが、かゆみには適応が無いので、よろしく。

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