更新日:2016年12月21日.全記事数:3,190件.

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スタチンの隔日投与?


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コレステロール降下剤の隔日療法

最近よく見かけるスタチンの隔日投与。

コレステロール降下剤の隔日療法を考える:六号通り診療所所長のブログ:So-netブログ

ロスバスタチン(クレストール)の半減期は19時間もあり、
肝臓の酵素であるCYPの代謝を10%以下しか受けないので、
他剤で肝機能障害が出現したケースでも、
隔日投与でロバスタチンを再開、
という選択肢は有用性を持ちます。

アトルバスタチン(リピトール)の半減期は14時間ですが、
その効果の基準である酵素の阻害自体は、
20~30時間持続する、というデータがあり、
これを信用するなら、
隔日投与も悪くない、
ということになります。

理由がよくわからなかったけど、副作用防止の目的か、患者負担の問題か。

メバロチンなんかでも行っている医師がいます。
クレストールやリピトールのほうが良いのかな。

1日おきでも効けばいいけど。
適当に飲んで良いってことですね。

スタチンもOTCにしちゃえ。

クレストールを2日に1回

クレストールは半減期が長い薬なので、隔日でも2週間も飲めば定常状態に達します。
軽度の脂質異常症なら、隔日の服用でも、LDL-C値が目標値まで下がることが多いとのこと。

クレストール週1回投与法なんてのもあるようで。

スタチンは中止しても効果が続く?

【11月25日 AFP】コレステロールを下げるスタチン系薬剤は、服用を停止して6年経過後も心血管系リスクを下げる効果があり、健康への悪影響も認められなかったとする研究結果が23日公表された。
 スタチンは、脂肪分子を動脈壁に付着させて心臓病や脳卒中のリスクを増大させる肝酵素を阻害するもの。世界で年間200億ドル(約1兆5000億円)相当が売れ、その効果と広範囲での活用から、「21世紀のアスピリン」とも呼ばれる。
 一方で、心臓や肝臓に長期的に及ぼす影響やがんリスクが上昇する可能性への懸念があった。
 英オックスフォード大(Oxford University)の心臓保護研究グループは、心血管疾患のリスクがある2万536人を無作為に2つのグループに分け、1日40ミリグラムのシンバスタチンかプラセボ(偽薬)を5年以上服用してもらった。
 この間、スタチンを服用したグループでは悪玉(LDL)コレステロールが減り、心血管疾患の発現もプラセボグループより23%少なかった。
 被験者の観察は、実験終了後も6年間続けられた。
 この間、スタチンのグループでは服用停止後も効果は持続していた。さらに、スタチンの服用を停止した人と服用を続けている人の双方で、健康への害は全く認められなかった。
 追跡期間中に約3500人ががんを発症したが、スタチングループとプラセボグループの発症率はほぼ同じだった。
 リチャード・ブルブリア(Richard Bulbulia)研究員は、「スタチンを処方する医者にとっても、心血管系リスクを下げるためにスタチンを長期的に飲んでいる人にとっても、非常に心強い結果だ」と述べている。心血管系リスクを下げるスタチン、服用停止後も効果持続 国際ニュース AFPBB News

スタチンを長期的に服用しても、健康を害さない、がんリスクも上昇させない、と。

それはいいね。

安心して飲めます。

しかし、服用停止後も効果が続くってのはなんなんだろう。

しかも、6年も。

コレステロールを下げることで、動脈硬化の進行を抑えることができるから、その影響が服薬停止後も続くってことか。

じゃあ、飲んだり飲まなかったりでも良いってことかな。

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コメント

  1. コメントありがとうございます。

    かたじけない。訂正しました。

    yakuzaic:2013/7/14

  2. ロスバスタチンですね。
    細かいことですが、化合物名は重要ですから

    匿名で:2013/7/13

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