更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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アセチルコリンエステラーゼとブチリルコリンエステラーゼの違いは?


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ブチリルコリンエステラーゼ

リバスチグミン関連、ブチリルコリンエステラーゼの勉強。

コリンエステラーゼ – Wikipedia

アセチルコリンエステラーゼ(AChE)
 神経組織、赤血球などに存在する。コリン作動性神経(副交感神経、運動神経、交感神経の中枢~神経節)の神経伝達物質アセチルコリンを酢酸とコリンに分解する。真性コリンエステラーゼ。

ブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)
肝臓、血清などに存在する。AChを含む様々なコリンエステル類を分解する。健康診断などで検査されるChEは、こちらの方である。高値の場合はネフローゼ症候群、脂肪肝など、低値の場合は肝硬変、肝炎、有機リン系薬物中毒(有機リン系の農薬中毒、サリンなどの神経ガス中毒)などが疑われる。偽コリンエステラーゼ。
偽。。。

中枢神経のブチリルコリンエステラーゼは、アルツハイマー型認知症との関係が注目されており、この酵素がAβタンパクの沈着過程に関与し、病態の進行に伴ってその影響が大きくなることが指摘されています。

リバスチグミンは、アセチルコリンエステラーゼとともにブチリルコリンエステラーゼ阻害作用を併せ持つ薬剤であり、神経変性に対する作用も期待できる。

リバスチグミンの特徴は?

リバスチグミンはフェニルカルバメート系のAChE阻害薬で、AChE阻害作用だけでなくブチルコリンエステラーゼ(BuChE)阻害作用も有しているといわれています。
非ADの脳ではChE活性の大部分はAChE活性が低下し、グリア細胞の増生のためにBuChE活性の上昇が見られることが知られています。
つまり、減少したAChがBuChEの分解作用でさらに減少するのではないかと考えられており、その意味でBuChE阻害作用を併せ持つ同剤の臨床的有効性が期待されているのです。
また、同剤はパッチ剤(貼付剤)のため、介護者が直接貼付できることからコンプライアンスの向上も期待されています。

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