更新日:2017年3月15日.全記事数:3,171件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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MRIとCTの違いは?


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MRIとCT

画像診断に使う医療機器にはレントゲンやエコーやMRI、CTなど色々ありますが、どう違うのでしょう?

骨に包まれている脳を見るときに使うのが、CTやMRIです。
輪切りにした画像が見れます。

CT検査は、X線を体の回りにぐるっと当てて得られた情報をコンピューターで計算し、格子の目のような2次元画像を作る方法です。最近は検査の台を動かしながら複数の検出器を用いて撮影できる装置(MDCT)ができて、検査時間が大幅に短縮しました。頸部から骨盤までおおむね25秒ほどで検査が終了します。この為、広い範囲の検査にはCTが適しています。またMRIでは骨や肺の描出が難しいので、骨や肺の状態を観察したい場合にはCTが適しています。しかしCT検査では放射線被ばくがあることが欠点です。また病変と正常組織の濃度の差 (コントラスト) ではMRIに劣ります。画像診断について 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院

CTは放射線を使って、MRIは磁気を使って、エコーは音を使って行う画像診断。

MRIは、磁気を利用して、体内の水素原子の量と、水素原子の存在の仕方を検査する方法です。放射線の被ばくがないため、繰り返す検査や子供・妊婦の検査に適しています。病変部と正常組織のコントラストも良好で、横断像だけでなく、冠状断像や縦断像など、どんな断面像でも得ることができるのも利点です。しかし、検査の範囲が狭い、検査に時間がかかる (30分から1時間) 、骨の変化がわかりにくい、という欠点があります。ペースメーカーを埋め込まれている患者さんには施行できず、また狭い場所に入るので、閉所恐怖症の患者さんにも不向きです。

・CTでは放射線被曝してしまう。妊婦や子供には不向き。繰り返す検査には不向き。
・MRIは検査時間が長い。じっとできない人、子どもには不向き。
・じっとしていても、呼吸まで止められないので、肺の撮影にはCTのほうが適している。
・MRIは磁気を使っているので、ペースメーカーを埋め込んでいる患者には使えない。
・MRIは閉所恐怖症患者には使えない。
・MRIはどんな断面像でも見れる。
・MRIのほうがコントラストがはっきりしている。
・骨自体を見るのはCTが適している。骨の内部を見るのはMRIが適している。
・脳の内部、脳動脈瘤を見るには頭蓋骨の中をみるので、MRIが適している。
・脳ドックはMRIのある医療機関じゃないとできない。

金額的には、
PET-CT検査、MRI検査、CT検査の料金について|つくば画像検査センター
MRIのほうがちょっと高め。
機械もMRIが5000万円から、CTは2000万円からという話。

検査なんてさっさと済ませたいから、CTで見れればCTのほうがいいかな。

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