更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

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アジュバントでワクチンの効果アップ?


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アジュバント

ワクチンの働きを補助するアジュバントですが、実際にアジュバントに使われている物質とはどんなものか。

以前輸入された新型のインフルエンザワクチンではサメの肝油(スクアレン)や界面活性剤が使われています。

これらは最終的には、体内で分解、吸収されます。

3種混合ワクチンやB型肝炎ワクチンには「アルム(水酸化アルミニウムなど)」が、GSKが昨年末に国内販売を始めた子宮頸がん予防ワクチンには細菌成分やアルミニウムから作った新型アジュバント「AS04」が加えられています。

DNAやRNAなどの核酸もアジュバント候補として注目されています。

アジュバントが免疫力を高める仕組みは、細胞や細菌がウイルスを認識するセンサーである「受容体」を刺激するためといわれています。

子宮頸がん予防ワクチンに使われるAS04は、免疫に関係する樹状細胞が持つ「TLR」をという受容体の「4番」を刺激する働きがあることがわかっています。

アジュバントと筋肉注射

新型インフルエンザの患者さんもめっきり減ってしまった最近では、ワクチンを打ちたいという人も少なくなってしまいました。

輸入ワクチンも大量に余ってしまうのは必死の状況ですが、さらに打ちたくないと思わせるような話を一つ。

現在行われている国産のワクチンによる予防接種は皮下注射で行われています。

以前、筋肉注射で後遺症が残ったりということがあったためです。皮下注射のほうが痛くないし。

しかし、海外では筋肉注射が一般的。

アジュバントというワクチンの働きを強める添加物が入っており、そのアジュバントを皮下注射すると副反応(発赤、硬結など)が起こりやすいという理由です。

輸入ワクチンにはアジュバントが入っているので、使用法は筋肉注射となっています。

筋肉注射に慣れてない医師とかもいそうなので、きっと輸入ワクチンを打たれると痛いのだろうなぁ、と思います。

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