2018年6月13日水曜更新.3,267記事.5,316,431文字.

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小児にメプチン吸入液ユニット0.5mLを使っちゃダメ?

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β2刺激薬の小児薬用量

メプチン吸入液の用法用量は以下の通り。

プロカテロール塩酸塩水和物として、通常成人1回30~50μg(0.3~0.5mL)、小児1回10~30μg(0.1~0.3mL)を深呼吸しながらネブライザーを用いて吸入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

「用法及び用量に関連する使用上の注意」にも、「成人1回0.3~0.5mL、小児1回0.1~0.3mLを吸入する用法・用量を守ること。」と念を押されている。

ベネトリン吸入液の用法用量も以下の通り。

通常成人1回0.3~0.5mL(サルブタモールとして1.5~2.5mg)、小児は1回0.1~0.3mL(サルブタモールとして0.5~1.5mg)を深呼吸しながら吸入器を用いて吸入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児は1回0.1~0.3mL。

メプチン吸入液ユニットの場合、0.3mLと0.5mLがあるが、小児には0.3mL成人には0.5mLを使うということになる。

しかしガイドライン(JPGL2017)では、
乳幼児:1回0.3mL程度
学童以上:1回0.3~0.5mL
と、添付文書の用量を超えた量が推奨されている。

発作時のSABA吸入液の0.3mL未満での使用について有効性を示す報告はなく、日本は海外に比べてSABAの使用量が少ない。
過量投与による副作用を懸念する声もあるが、実際に吸入される量は換気量に依存するため、投与量が多くても体格に応じた以上の量が吸入されることはないと考えられる。

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