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アルロイドGは食後に飲んじゃダメ?
公開. 更新. 投稿者:消化性潰瘍/逆流性食道炎.この記事は約2分20秒で読めます.
34,201 ビュー. カテゴリ:アルロイドGの用法
アルロイドGは空腹時じゃなきゃダメ?
アルロイドGの用法は、
胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1~3g(本剤20~60mL)を1日3~4回、空腹時に経口投与する。
となっている。
1日3回食前、か、1日3回食後2時間後、といった用法になる。
1日3回食後は疑義照会の対象です。
アルロイドG(アルギン酸ナトリウム)の作用機序が、胃粘膜にくっついて胃を保護をするという役割のため、胃の中に食事がある状態では十分に効果を発揮できないから「空腹時」となっているようだ。
アルサルミンも同じように胃粘膜にくっついて効果発揮しますが、こちらの用法は「1日3回」とだけで、空腹時とはなっていない。
アルロイドGでコレステロール減少?
アルロイドGの成分はアルギン酸ナトリウムですが、このアルギン酸が食物繊維のサプリメントとして販売されている。
昆布などの海藻類に含まれるアルギン酸には、動脈硬化や高血圧などの引き金となるコレステロールを吸着、抑制と排便を増す整腸作用の効果が認められています。加齢によって上昇するコレステロールに効果的と注目されている成分です。コレステロールが高め方にコレカットレモン|カイゲンファーマ健康食品
医薬品のアルロイドGは、胃粘膜保護する胃薬。
現在ではたまに処方される程度しか見かけません。
コレカットには「海の食物繊維」と呼ばれる「アルギン酸」が4g配合。これはレタス約1個分の食物繊維にあたります。
「アルギン酸」が腸内のコレステロールや胆汁酸を包み込んで便とともに排出。
コレステロールを原料とする胆汁酸も排出されることで、血中コレステロールがさらに消費され、コレステロールが減少。
アルロイドGを食物繊維としてみたことはありませんでした。
コレステロールを減少する。。。どの程度効果があるものか。
アルギン酸ナトリウムと人工イクラ
アルロイドGの成分はアルギン酸ナトリウム。
人工イクラには、アルギン酸ナトリウムが使われているそうな。
「人工のイクラを作れる医薬品がある」
それはアルロイドGという、アルギン酸ナトリウムを有効成分とする胃粘膜保護剤です。通常、胃・十二指腸潰瘍やびらん性胃炎、逆流性食道炎の治療に用いられています。一方イクラとは、サケやマスの卵を塩漬けにした食品で、その名前は『魚の卵』を意味するロシア語(икра←イクラと発音)に由来すると言われています。しかし近年は工業的に生産される人工イクラが多く流通しており、スーパーや寿司屋でも人工イクラを使っているところは多いそうです。この人工イクラ、あるものを原料にして目玉はビタミンE等で作り、着色料で色を付け、海藻エキスで風味を付けて作られているのだそうですが、その原料こそがアルギン酸ナトリウム・・・つまりアルロイドGと同じなのです。くすりの玉手箱
回転寿司のイクラって人工イクラなんだろうけど、味音痴の私には全然わかりません。
人工イクラにアルロイドGが入ってると思うと、なんだか胃によさそうな気がしてくる。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。