記事
浸煎薬と湯薬の違いは?
公開. 更新. 投稿者:漢方薬/生薬.この記事は約1分37秒で読めます.
10,552 ビュー. カテゴリ:浸煎薬と湯薬
漢方薬というと、ツムラのエキス製剤しか使ったことは無いので、浸煎薬とか湯薬とかさっぱりです。
浸煎薬とは、生薬を浸煎し,液剤として製したもの。
湯薬とは2種類以上の生薬(粗切,中切または細切したもの)を混合調剤し,患者が服用するために煎じる量ごとに分包したものをいう。
湯薬のほうが液剤っぽいけど、浸煎薬のほうが液剤。
浸煎薬って何日分くらい渡すのかな。
浸煎薬はこれまた、浸剤と煎剤に分けられます。
浸剤とは、生薬に「熱蒸留水」を注ぎ、浸煎剤器で一定時間加熱し、「冷後」布ごしして製した浸液。
煎剤とは、生薬に「蒸留水」を注ぎ、浸煎剤器で一定時間加熱し、「温時」布ごしして製した浸液。
細かく定められているのですね。
ただ浸すと煎じるの違いというわけではない。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。