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ラミクタールはチュアブル錠?
公開. 更新. 投稿者:てんかん.この記事は約2分58秒で読めます.
2,929 ビュー. カテゴリ:ラミクタールはチュアブル錠?
抗てんかん薬のラミクタール。
双極性障害にも適応をとったので、処方量は増えているのでしょうか。
ラミクタール錠の添付文書を見ても、「白色の素錠」としか書いてないけど。
インタビューフォームを見ると、「チュアブル・ディスパーシブル錠」と書かれている。
チュアブル錠なんて、キプレスチュアブル、シングレアチュアブルくらいしか無いと思ってたんですが。
ラミクタールの剤型は、海外でも25mgまでかみ砕いても水に溶かしても飲めるチュアブル・ディスパーシブル錠と呼ばれる設計で作られていますが、これは子供に対して投与することを前提としているためです。ちなみに海外では25mg以上の規格は普通の割線入り素錠となっておりますが、日本は何故か100mg錠もチュアブル・ディスパーシブル錠で作られています。ラミクタール・・・ハヤノヤクヒンせんせ~のブログより バード6787の2012年04月06日の1番目の記事 – 楽天ブログ(Blog)
水なしでも飲める。
でも、添付文書上は何も書かれていないし。
普通の錠剤扱い。
同じ用法の薬が処方されていても、別剤扱いには出来ない、だろう。
小児で粉砕の指示とか来たら、服用直前に水に溶かしてもらうよう伝えた方が飲ませやすい。
グラクソの乳幼児誤飲防止シート
ラミクタール小児用ってどうやって開けるの?
グラクソスミスクラインの製品には、乳幼児の医薬品誤飲を防止する対策が施されています。
グラクソ・スミスクラインは乳幼児誤飲防止包装として
①プッシュスルータイプ(PTPシート)
②ピールプッシュタイプ(PTPシート)
③プッシュアンドターンタイプ(ボトル)
④フォールドアンドティアタイプ(分包)
計4つの包装を導入しています。
①はパキシルとかダーブロック。普通のPTPシートで、硬くて押し出しに力がいるシート。
②はラミクタール小児用。シールをはがしてから押し出すPTPシート。
③はボトル、瓶で、回しにくいやつ。ザイザルシロップとかテノゼットの瓶。
④はサムチレール。開けにくい個包装の袋。
子供が誤飲しないように開けにくくしているということは、大人にとっても開けにくい。
誤飲をするような乳幼児がいる家庭では有意義な工夫かもしれないが、小さい子供のいない家庭では「開けにくい」という不便さだけが患者に残り、ジェネリックのほうが使いやすいと感じられる商品もある。
調剤する側にとっても、一包化などで大量にPTPシートから薬を取り出す際に、硬くて取り出しにくい①プッシュスルータイプや、シールをはがす手間のかかる②ピールプッシュタイプはかなりの時間がかかり、指への負担も強いため、しんどい。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。