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リン酸コデインは麻薬か?
公開. 更新. 投稿者:癌性疼痛/麻薬/薬物依存.この記事は約1分48秒で読めます.
7,755 ビュー. カテゴリ:麻薬と劇薬
リン酸コデインの10%は麻薬だけど、1%はただの劇薬。
家庭麻薬というらしい。
素人にはよくわからない。
薬剤師でもよくわからない。
リンコデ1%の用法は。
「通常、成人には、1回2g、1日6gを経口投与する。」
リンコデ10%の用法は、
「通常、成人には、コデインリン酸塩水和物として、1回20mg(散10%:0.2g)、1日60mg(散10%:0.6g)を経口投与する。」
飲む量は同じ。
リン酸コデイン錠20mgは麻薬で、5mgは麻薬じゃない。
20mgより5mgの錠剤のほうが大きくなっている。
20mgの錠剤で麻薬じゃなくすることも可能だけれど、1錠が2グラムの大きさになるようだ。
あくまで法律上の話。
1%だろうが、10%だろうが、飲みすぎ、連用で依存は生じる麻薬に違いはない。
しかし、薬剤師にとっては大きな違い。
処方箋は麻薬処方せんである必要があり、患者住所、麻薬施用者番号が必要だし、他の店舗からはもらえないし、帳簿への記載も必要。
10%なんて無くなればいいのに。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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