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プラビックスは食後服用?
公開. 更新. 投稿者:脳梗塞/血栓.この記事は約2分38秒で読めます.
3,509 ビュー. カテゴリ:プラビックスは空腹時を避ける?
プラビックスの用法は、
「通常、成人には、クロピドグレルとして75mgを1日1回経口投与するが、年齢、体重、症状によりクロピドグレルとして50mgを1日1回経口投与する。」
となっています。食事に関する服用時点の記載はない。寝る前でもいける。
しかし、使用上の注意に、
「空腹時の投与は避けることが望ましい(国内臨床試験において絶食投与時に消化器症状がみられている)。」
と書かれています。
寝る前でも可能ですが望ましくない。
作用機序的に、NSAIDs潰瘍みたいな胃腸障害というわけでも無さそう。
アスピリンの場合は、胃腸障害予防にタケプロンなどのPPIが併用されますが、プラビックスとCYP2C19で代謝を受けるPPIとの併用でプラビックスの効果減弱とかあるし、さほどリスクが無いのであれば、PPIは併用したくない。タケプロンとプラビックスの併用は問題無さそうですけど。
でも結局プラビックスとアスピリンが併用されることが多いので、PPIも併用されます。
気持ち悪くなるようだったら、食後のほうがいいよ、という程度のものだと思いますが。
結局、食後で処方されることが多いので、問題になることは少ないですけどね。
ちなみに、同様の機序をもつチエノピリジン系抗血小板薬のチクロピジン(パナルジン)の用法は、「食後」となっている。
空腹時の投与は避けることが望ましい
プラビックス以外にも、用法では「食後」の記載がないものの、関連する注意に「空腹時の投与は避けることが望ましい」という記載のある薬としてエフィエントがある。
エフィエントの用法は、「1日1回経口投与」とのみ記載され、食事に関する縛りは無いが、「用法及び用量に関連する注意」に「初回負荷投与を除き空腹時の投与は避けることが望ましい。空腹時は食後投与と比較してCmaxが増加する。」という記載があり、なるべく食後に飲むように注意書きがある。
プラビックス(クロピドグレル)を含有するコンプラビン配合錠にももちろん、「空腹時の投与は避けることが望ましい。」という記載がある。
食後投与になっているか気をつけよう。
プラビックス錠75㎎ 1錠
1日1回夕食後 30日分
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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