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ステロイドランク一覧
公開. 更新. 投稿者:アトピー性皮膚炎/ステロイド外用薬.この記事は約1分23秒で読めます.
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ステロイドランク | 血管収縮指数 | 商品名 | 一般名 | 規格・剤形 | 備考 |
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I群 ストロンゲスト(最も強力) | 1869 | デルモベート | プロピオン酸クロベタゾール | 軟膏/クリーム/スカルプローション | 劇 |
1,600~1900 | ジフラール | 酢酸ジフロラゾン | 軟膏/クリーム | ||
1,600~1900 | ダイアコート | 酢酸ジフロラゾン | 軟膏/クリーム | ||
Ⅱ群 ベリーストロング(かなり強力) | 1660 | マイザー | ジフルプレドナート | 軟膏/クリーム | |
1660 | リンデロン‐DP | ジプロピオン酸ベタメタゾン | 軟膏/クリーム/ゾル | 劇 | |
500 | ネリゾナ | 吉草酸ジフルコルトロン | ユニバーサルクリーム/ 軟膏/クリーム/ソリューション | 劇 | |
500 | テクスメテン | 吉草酸ジフルコルトロン | 軟膏/ユニバーサルクリーム | 劇 | |
220~600 | トプシム | フルオシノニド | 軟膏/クリーム/Eクリーム/スプレー/ソリューション | 劇 | |
220~600 | シマロン | フルオシノニド | ゲル/クリーム/軟膏 | 劇 | |
360 | ビスダーム | アムシノニド | 軟膏/クリーム | 劇 | |
360 | パンデル | 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン | 軟膏/クリーム/ローション | ||
- | フルメタ | フランカルボン酸モメタゾン | 軟膏/クリーム/ローション | 劇 | |
- | アンテベート | 酪酸プロピオン酸ベタメタゾン | 軟膏/クリーム/ローション | 劇 | |
Ⅲ群 ストロング(強力) | 1700 | メサデルム | プロピオン酸デキサメタゾン | 軟膏/クリーム/ローション | 劇 |
- | ボアラ | 吉草酸デキサメタゾン | 軟膏/クリーム | ||
360 | リンデロン‐V、リンデロン‐VG | 吉草酸ベタメタゾン | 軟膏/クリーム/ローション | ||
360 | ベトネベート、ベトネベートN | 吉草酸ベタメタゾン | 軟膏/クリーム | ||
100 | フルコート、フルコートF | フルオシノロンアセトニド | フルコート軟膏/クリーム/スプレー/外用液 フルコートF軟膏 | ||
- | エクラー | デプロドンプロピオン酸エステル | 軟膏/クリーム/ローション | ||
Ⅳ群 ミディアム(中程度) | 360 | リドメックス | 吉草酸酢酸プレドニゾロン | 軟膏/クリーム/ローション | |
360 | アルメタ | プロピオン酸アルクロメタゾン | 軟膏 | ||
75 | レダコート | トリアムシノロンアセトニド | 軟膏/クリーム | ||
50 | ロコイド | 酪酸ヒドロコルチゾン | 軟膏/クリーム | ||
260 | キンダベート | 酪酸クロベタゾン | 軟膏 | ||
- | グリメサゾン | デキサメタゾン・脱脂大豆乾留タール | 軟膏 | ||
- | オイラゾン | デキサメタゾン | クリーム0.05%/クリーム0.1% | ||
Ⅴ群 ウィーク(弱い) | - | オイラックスH | 酢酸デキサメタゾン | クリーム | |
- | プレドニン | 酢酸プレドニゾロン | 眼軟膏 | ||
- | テラ・コートリル | ヒドロコルチゾン・クロタミトン | 軟膏 | ||
- | エキザルベ | ヒドロコルチゾン・混合死菌製剤 | 軟膏 |
ステロイド外用薬の強さ
患者からよく聞かれる質問として、「どっちの薬が強いですか?」というものがある。ステロイド外用薬については、その質問に自信をもって答えることができる。
ステロイド外用薬は、その強さからストロンゲスト、ベリーストロング、ストロング、ミディアム、ウィークの5段階に分けられる。市販のステロイド外用薬では、フルコートなどのストロングクラスが最強で、ストロンゲストやベリーストロングのものはない。
ステロイド外用薬の使い分け
基本的に炎症が弱ければウィークかミディアム、強ければストロングを勧める。皮膚が弱い乳幼児はウィークかミディアム、強ければストロングを勧める。皮膚が弱い乳幼児はウィークかミディアムが原則となる。ただし、乳幼児や吸収のよい部位でも、かき壊して症状がひどくなっている場合は効果の高いステロイドを使わなければ炎症を抑えられないことがある。ウィークかミディアムを漫然と使って悪化させるより、ストロングを使用した方がよい場合もある。
強力なものでは、多量または長期使用で、副腎機能低下などの全身的副作用、皮膚萎縮、口囲皮膚炎、酒さ様皮膚炎などの局所副作用が問題となる。しかし、副作用が怖いからと低いレベルのものから使用すると、効果が不十分な薬を使い続けることでかえって症状が悪化する場合がある。
顔、首、わき、陰部などは皮膚が薄く、副作用を生じやすいので、効力の弱いものを使ったり、塗布回数を減らすなどの工夫が必要である。皮疹の改善とともに強さのランクを下げた製剤に変更するか塗布回数を減らす。
処方薬を選択するのは医師なので、使い方に関するアドバイスは処方箋記載内容の範囲にとどめた方がよいが、OTCにもストロング以下のステロイド外用薬があるので、購入者に対しては適した薬剤を選択できるよう覚えておく。