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黄色ワセリンと白色ワセリンの違いは?
公開. 更新. 投稿者:皮膚外用薬/皮膚病.この記事は約2分35秒で読めます.
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黄色ワセリンを精製して不純物を取り除いたものが白色ワセリンと言われています。
しかし、
「白色ワセリンは黄色ワセリンを活性炭または活性白土を用い、熱ろ過させてさらに脱色したもので本質的に相違はない。」
「ときに、漂白操作が不完全のため、刺激性が黄色ワセリンより強いことがある。」
と言われています。
色がついている塗り薬は使いづらいので、一般的に白色ワセリンが好まれて使われていますが、患者によっては黄色ワセリンのほうが合うこともあるのでしょう。
ワセリンとプラスチベースの違いは?
プラスチベースについて調べる。
引用:プラスチベース – Wikipedia
内容物として流動パラフィン95%、ゲル化剤としてポリエチレン樹脂5%を含む。
構成成分としては流動パラフィンが多い。
引用:パラフィン – Wikipedia
流動パラフィン常温では無色の液体で非揮発性。水には不溶。化学的に安定な物質で、通常の条件では酸化を受けない。成分については固形のパラフィンよりオレフィン系炭化水素に富む。乳化しやすくのびや浸透性に優れる。純度は紫外光の吸光度により計測される。
流動パラフィンには多くの呼び方がある。ヌジョール (nujol)、ホワイト油、白色鉱油、水パラフィン、ミネラルオイル、ミネラルオイルホワイト、医療用パラフィン (medicinal paraffin)、パラフィンファックス、saxol、USP mineral oil、adepsine oil、Albolene、glymolなど。
最も身近な物がベビーオイルであろう。
構成成分を調べていっても、よくわかんないな。
実際使っている人の使用感などを参考にしたほうがいい。
引用:ワセリンが使いにくい人はプラスチベースという保湿剤を使ってみよう!
プラスチベースはワセリンに比べて不純物が少ない。
冬に硬くなったり、夏にドロドロになったりという季節変動が少ないので使いやすい。
ということらしいけど、実際に使っているのを見たことがないのは、自分が皮膚科の門前で働いた経験が少ないからなのでしょうか。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。