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特定疾患と特定疾病の違いは?
公開. 更新. 投稿者:調剤報酬/レセプト.この記事は約2分49秒で読めます.
6,880 ビュー. カテゴリ:特定疾患と特定疾病
特定疾患は薬局でも公費負担で助成されるので、知らない人はいないでしょう。
俗に言う難病のこと。
特定疾患とは、日本において厚生労働省が実施する難治性疾患克服研究事業の臨床調査研究分野の対象に指定された疾患をさす。2012年現在、対象は130疾患。特定疾患 – Wikipedia
たくさんありますが、よく見かけるのは潰瘍性大腸炎とか。
特定疾病とは、日本の各保険において他の疾病と異なる扱いをする対象として定められた疾病。何を特定疾病とするかは、保険領域によって異なる。特定疾病 – Wikipedia
特定疾病というと介護保険の特定疾病を思い浮かべますが、それに限った用語では無いのですね。
しかし、特定疾病といえば介護保険における特定疾病ということで。
2000年に導入された介護保険制度では、第2号被保険者は一定の疾患のために介護を要する状態になった場合に、介護保険の給付を受けることができる。その対象となる疾患が特定疾病と呼ばれる。2006年度からは、下記の16の疾病ないしは疾病群が特定疾病とされている。
がん(がん末期)
関節リウマチ
筋萎縮性側索硬化症
後縦靱帯骨化症
骨折を伴う骨粗鬆症
初老期における認知症
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)
脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症
早老症(ウェルナー症候群)
多系統萎縮症
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症
脳血管疾患
閉塞性動脈硬化症
慢性閉塞性肺疾患
両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
特定疾患でもあり、特定疾病でもある病気は、
筋萎縮性側索硬化症
進行性核上性麻痺
大脳皮質基底核変性症
パーキンソン病
脊髄小脳変性症
多系統萎縮症
特定疾病にも難病は多い。
難病なだけに聞き慣れない病名が多いので、調べてみよう。
マル長とは?
薬局で関係のある特定疾病といえば、マル長のほう。
透析患者の保険とか、よく見ていませんでしたが。
特定疾病療養受給者証(マル長)とはどんなものですか?
特定疾病とは,「長期特定疾病(俗にマル長と言われている)」のことで,健康保険法で決められている制度です。長期にわたって療養が必要な疾病について、医療費を助成します。
対象となるのは、血友病・人工透析を必要とする腎不全・血液製剤によるHIV感染症の患者さんです。
自己負担上限1万円とか、2万円とかあるようなので、注意です。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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