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眼の周り専用の清浄綿じゃなきゃダメ?
公開. 更新. 投稿者:眼/目薬/メガネ.この記事は約2分39秒で読めます.
7,208 ビュー. カテゴリ:清浄綿って体のどこに使っても良いんじゃないの?
眼の周り専用の清浄綿
目の周り専用の清浄綿というのが売っている。
眼の周りには、これじゃないと使ってはいけないと思っている人もいるが、どうなのか?
そもそも清浄綿というのは何なのか?
ウェットティッシュとはどう違うのか?
清浄綿
清浄綿の存在を知ったのは、子供が生まれた時。
お尻ふきや、妻の授乳中おっぱいを拭くのに使用していました。
清浄綿とは、脱脂綿に薬液を染み込ませて1包ずつ高圧滅菌処理されたもののことを指します。密封されているので、開封しなければ無菌状態が保たれて衛生的です。染み込ませている薬液はクロルヘキシジングルコン酸塩(グルコン酸クロルヘキシジン)0.02%、またはベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム)0.01%など。
非常に濃度が薄いので、殺菌効果はありませんが、アルコールも使用されていないので赤ちゃんや眼の周りにも安心して使うことができます。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、はアルコールが含まれてる場合が多く、殺菌効果はありますが使用できない部分があります。
ノンアルコールのものもありますが、基本的に除菌目的であり、粘膜に使用するのには適していない。
眼の周り専用
では眼の周り専用の清浄綿は普通の清浄綿とどう違うのか?
クリーンコットンアイという製品には、クロルヘキシジングルコン酸塩0.02%水溶液が含有されています。
クリーンコットンAという製品には、ベンザルコニウム塩化物0.01%水溶液が含有されています。
ヒアレイン点眼液に含有される防腐剤は以前はベンザルコニウム塩化物でしたが、現在はクロルヘキシジングルコン酸塩に変更となり、コンタクトレンズ装用者にも使用できるようになっています。
つまりクロルヘキシジングルコン酸塩のほうがベンザルコニウム塩化物よりも目に対する安全性は高く、「眼の周り専用」を謳う理由がここにあります。
ただ、ベンザルコニウム塩化物にしても、今まで目薬に含有されていた防腐剤でもあり、目の中に入れる目薬とは違い、眼の周りを拭くという目的の清浄綿で角膜障害が起こるとも考えにくいので、どっち使っても良いんじゃねーかという私の意見です。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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